鎌倉淳ブログ

旅と日常と、たまに美味しいもの

「東京の地下」のカテゴリを含む記事

「帝都東京・隠された地下網の秘密」について

 「帝都東京・隠された地下網の秘密」(秋庭俊著)という本をご存じだろうか。2002年に書かれたものだから、遅ればせなのだけれど、図書館で見つけて、そのまま3時間一気読みしてしまった。 この著者はその後、続編や類書を計3冊出している。それらも購入してひとまとめに読んでみた。非常に興味深い内容だった。 東京には僕らの知らない地下空間がある。これは、ある意味で、常識かもしれない。なぜなら、戦前、日本軍は...

銀座線溜池山王駅誕生の怪

 地下鉄銀座線溜池山王駅が誕生したのは、1997年のことだ。地下鉄南北線が開通に際して、銀座線と交差する地点に設けられた新駅である。 しかし、この駅は、「新駅」としては奇怪である。 ホームが島式なのである。これは、かなり奇妙なことだ。 少々ややこしいが、説明するので辛抱して読んでほしい。  鉄道のホームには、島式と対面式の2種類がある。島式とは、上下線の線路の間にホームが設けられる形式で、新幹線な...

地下鉄永田町駅の不思議

 地下鉄永田町駅のウワサは、誰でも一度は聞いたことがあるだろう。「要人向けの地下核シェルターが整備された」「秘密の通路がある」などである。 こうしたウワサは、同駅建設当時、まだ少年だった僕でも知っていた話だから、かなり有名だと思う。「ゴルゴ30」にも、永田町駅の地下を巡るストーリーが出てくるほどだ。永田町駅地下は、メジャーな「都市伝説」といっていい。 こうした憶測が流れる最大の原因は、この駅が奇妙...

地下鉄有楽町線の「都市伝説」

 地下鉄有楽町線は、出版業界人の間では「出版社線」と呼ばれているそうだ。たしかに、同線沿線に出版社が集中していることは事実である。護国寺の講談社・光文社、飯田橋の秋田書店、市ヶ谷の世界文化社、麹町の文藝春秋、半蔵門の日経BP社、銀座1丁目の主婦と生活社、新富町のマガジンハウス。これは、単なる偶然なのだろうか? 偶然である。当たり前だ。天下の営団地下鉄(当時)が、弱小業界である出版業界のために地下鉄...

南北線の謎

南北線で四ツ谷から南行きに乗ると、永田町駅到着の直前に、左手に大きなシャッターが見える。地下鉄トンネルの壁面。幅3m、高さ4m程度だろうか。シャッターがあるということは、その向こうに空間がある、ということになる。その空間が、たんなる「空間」にすぎないのか、「通路」なのか、外から見てもわからない。「空間」なら何が収納されているのだろうか。「通路」ならば、普通トラック1台はゆうに入れそうだ。地上の地図...

僕のブログの謎

新説 東京地下要塞

地下ブログかい!

なぜ副都心線のホームドアは腰までしかないのか

副都心線が、6月14日に開業する。その写真を見てみると、ホームドアが設置されている。が、これが、腰までの高さしかない。副都心線はまったく新しい地下鉄だから、南北線のように、全面ガラス張りの完璧なホームドアを設けることができたはずである。ところが、腰までの簡易なドアの設置にとどめた。これは、裏を返せば、「南北線が特別だった」ということの証左ではないのか?本来なら、ホームドアなんて、腰まであれば十分だ...

「ブラタモリ 江戸城外堀」で映しだされた、有楽町線の飯田橋地下車庫

何気なく「ブラタモリ」の「江戸城外堀」を見ていたら、驚いた。地下鉄有楽町線の飯田橋の地下車庫の内部が撮影されていたのである。この地下車庫がテレビで放映されたのを見たのは初めてである。衝撃といってもいい映像である。この車庫は、正式には飯田橋検車区という。有楽町線の市ヶ谷 - 飯田橋間の上下線の間のほぼ全長にわたって存在する。留置線は2線あるが、とても長いため、10両編成が6本も留置できる規模だという。江...

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