鎌倉淳ブログ

旅と日常と、たまに美味しいもの

「雑誌・書籍」のカテゴリを含む記事

シベリア鉄道9400キロ 宮脇俊三著 角川文庫

古書店に行ったときに、たまたま105円本で見つけたので買って置いた。この本が現在絶版なのか知らないが、宮脇氏は数年前に亡くなってしまったので、やがて絶版になるだろうと思い、手元に置いておくために購入。この本が出版されたのは1983年のことだ。僕が中学生の頃で、図書館で借りて読んだ記憶がある。この少し前に、NHK特集で「シベリア鉄道」という名作が放映され、この本を読み、僕はシベリア鉄道にとても乗りた...

旅行人の休刊

「旅行人」があと3号で休刊する。半年に一度しか出ない雑誌なので、2012年上期号が最後である。休刊の理由は、蔵前編集長の体力的な問題とのこと。蔵前氏はまだ54歳であるが、編集からデザイン、DTPまで一人でこなすスタイルでは、年齢的に限界と言われれば、そりゃそうだろう、と思う。最新号(2010年下期号)に掲載された「お知らせ」には、以下のように書かれている。「視力が衰え、腰も悪くなり、記憶力もますます低...

アマゾンでの取り扱いが始まりました

鎌倉淳の新刊「死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡」が、アマゾンでついに取り扱い開始です。鎌倉淳が十数年をかけて訪れた遺跡のなかから、とっておきの場所ばかりを集めた「ベスト版」です。世界遺産や遺跡に興味のある方はぜひ。...

サバイバル時代の海外旅行術

高城剛著・光文社新書サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)(2009/08/18)高城剛商品詳細を見る「サバイバル時代」って何ことだろう、と思いながら、読んでみる。こう書いてあった。「現在起こっている多くの問題は、経済問題に限らず一国ではとても解決できません。したがって、それは、国家レベルにとどまらず、個人のレベルの危機管理でもグローバルな眼差しを持たねばならない時代になったということを意味します。国家や組...

日本から一番遠いニッポン

三山喬著 望星ライブラリー(東海教育研究所)日本から一番遠いニッポン―南米同胞百年目の消息 (望星ライブラリー vol. 10)(2008/06)三山 喬「南米同胞百年目の消息」というサブタイトルがついている。元朝日新聞記者が、南米に単身渡り現地記者として日本人移民の消息を追った本。ペルーの日系邦字紙の現場、日本に出稼ぎに来ている日系人たちの背景、ボリビアの日本人移民の町の歴史、第二次大戦終戦時の日系人の分裂など、私た...

書評ページに掲載されました

拙著「死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡」が東京新聞10月3日付の書評ページに掲載されました。「遺跡にはロマンと謎と異国情緒があふれている。空中都市・マチュピチュ、アンコールワットやボロブドゥールの仏教遺跡、月からも見えるといわれた万里の長城、大日本帝国の不思議な遺産、とっておきの遺跡など、魅惑的な三十一の遺跡を世界各地から厳選しカラー図版ととももに案内する。トラブル対応などの旅行術も付いており便...

南蛮阿房列車

阿川弘之  (光文社文庫)南蛮阿房列車 (光文社文庫)(2007/08)阿川 弘之詳細を見る阿川弘之が書いた「南蛮阿房列車」シリーズのうち、12編を選んだもの。書かれた年代は70年代から80年代である。まだ海外旅行がいまほどポピュラーじゃない時代に、マダガスカルやケニア、メキシコなどの鉄道まで網羅して世界を旅した阿川氏は、ある意味時代の先駆者だろうと思う。一緒に行く相方がいない場合は、一人旅である。まだ航空券が高...

漂流するトルコ

小島剛一 (旅行人)漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」(2010/09)小島 剛一詳細を見る1991年に書かれた「トルコのもう一つの顔 (中公新書)」の続編。天才的言語学者の著者が、再びトルコで言語学調査を行い、再び国外追放処分を受けるまでのストーリーである。最近の「旅行人」に掲載された原稿をベースに書き下ろしたようだ。前著以上の力作である。トルコ政府は長い間、みずからを「単一言語の国」と規定していた。...

ニッポンの海外旅行

山口誠著 (ちくま新書)ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年史 (ちくま新書)(2010/07/07)山口 誠詳細を見る戦後日本の若者の海外旅行史をまとめた本。このようなテーマの社会史は初めて読んだので、興味深かった。おおまかにいうと、戦前から戦後直後までは、海外に行くには「留学」「研修」などの「大義名分」が必要だった。60年代には、それを気にせずに、格安で世界を「歩く」旅を始めた人が少数ながら出てきた。...

「世界遺産」の真実

佐滝剛弘(祥伝社新書)「世界遺産」の真実---過剰な期待、大いなる誤解 (祥伝社新書 185)(2009/12/01)佐滝 剛弘詳細を見る世界遺産について説明するのは難しい。登録へのプロセスや登録基準、誰が登録を決めるのか、など。これらは形式としては一応決まっているのだが、実質的な詳細ははっきりしない。そのはっきりしない中身に切り込んでいくのは結構大変だ。本書は、それに挑んだ初めての本であろう。本書は世界遺産はなぜ好ま...

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