鎌倉淳ブログ

旅と日常と、たまに美味しいもの

「沖縄・八重山諸島」のカテゴリを含む記事

八重山諸島へ (2009年八重山紀行1)

八重山諸島も、世界遺産の候補地である。といっても、八重山諸島単独ではなく「トカラ列島以南の琉球諸島」というかなり幅広い区域で、自然遺産での指定を目指している。まだ暫定リストにも載っていないが、2003年に国内の最終候補地選考時に、「知床」「小笠原」とともに、最終3候補に残ったから、国内の優先順位ではかなり上位に入る。最近の世界遺産登録の厳格化の流れをみると、「琉球諸島」はあまりに広範囲に過ぎて、登...

石垣便の謎 (2009年八重山紀行2)

東京から石垣島へ飛行機で行こうと計画すると、奇妙なことに気づく。行きは直行便が1日2便あるのだが、帰りはないのである。正確にいうと、1便だけあるのだが、宮古島経由なので、「直行便」とはいえない。なぜこんなことが起こるのだろう、と調べてみると、石垣空港に原因があるらしい。同空港は、1500メートルの滑走路しか持たない。着陸時はこれで問題がないのだが、離陸時に本土までの燃料を搭載すると、重すぎて150...

ボンバルディア機の憂鬱 (2009年八重山紀行3)

石垣から与那国に飛ぶ。この区間は、琉球エアコミューターである。これは、沖縄の離島便でも、とくに乗客の少ない路線を飛ばす会社だ。JTAの子会社で、JALからすれば孫会社である。いちおうJALグループだが、ワンワンワールドメンバーには入ってない。不思議な会社である。で、与那国便は、週4便運航。それはいいのだが、機材はDHC-8型機。悪名高いボンバルディア製のプロペラ機である。高知空港で胴体着陸した機材...

与那国のリゾートホテル (2009年八重山紀行4)

与那国島には、リゾートホテルがある。昨年5月にできたばかりという、ぴかぴかのホテルである。「アイランドリゾート与那国」という。普段なら、そんなところに泊まらないのだが、今回のフリープランで、与那国で選べるホテルがそこしかなかったので、泊まってみた。まあ、新しいといっても、与那国である。最果ての島である。たいしたホテルではなかろう、と思っていた。パンフレットの写真もこれである。これが驚いた。とても素...

海底遺跡げろげろ紀行 (2009年八重山紀行5)

与那国島は二度目である。前回来たのは1989年だったと思う。とのときはフェリーで来て、テントを張って泊まった。風の強い日で雨もざんざん降っていた。今思えば、よくあんな豪雨で野宿した。昔の自分を褒めてやりたい。で、この最果ての島になんで2度も来たかというと、海底遺跡を見るためだ。1989年当時も海底遺跡は発見されていたが、まだ本格的な調査も行われておらず、その存在も知られていなかった。僕も知らなかっ...

西表島へ(2009年八重山紀行6)

海底遺跡を見たら、もう与那国に用はない。さっさと石垣島に飛び、空港からバスで離島桟橋に直行した。離島桟橋は、八重山諸島に向かう船が発着する港である。ここに来るのも、1989年以来である。たしか、大学2年生の夏だった思う。もう20年も経つのか~、とセンチになりながら桟橋に行くと、どーんとでっかいターミナルがあった。こんなのは20年前になかった。聞けば2年ほど前にできたばかりだという。その前に使ってい...

西表島で雨に打たれて(2009年八重山紀行7)

さて、西表島といえば原生林である。学生時代に、この原生林を歩いて縦走した。登山道ではなく、沢づたいに登って降りてきたのだが、これがまあつらかった。道はないから、地図を頼りに藪を漕いでいくわけだが、道はぬかるんでいるし、ヒルが木から降ってきて首の血を吸う。ヒルは肌に吸い付くと、なかなか取れないし、取っても殺すのが面倒くさい。潰しても死なないのだ。ライターで焼くの効果的だが、じりじり焼いていると、吸わ...

竹富島はなぜ人気があるのか(2009年八重山紀行8)

八重山諸島で最も人気のある島といえば、竹富島である。いつからこんなに人気になったのだろうか? 少なくとも、僕が前回八重山に来た1989年の段階では、竹富はマイナーな島だったと思う。それが、いつの間にか、「八重山で真っ先に訪れるべき島」の一つになってしまっている。何かきっかけがあったのだろうか? 誰か僕に教えてください笑。ということで、前回は、僕は竹富に行かなかったが、これだけ人気が出れば、紀行家と...

小浜島に「遺跡」があった!(2009年八重山紀行9)

八重山諸島では、石垣、竹富、西表の3島が観光的に有名だが、4番目に挙げるとすれば、小浜島になる。八重山で唯一、大規模なリゾートホテルがあるのも、この小浜島である。ということで、竹富島の観光が思ったより早く終わったので、小浜島に行ってみた。港は小さく、離島感の強い島である。バスが停まっているが、それはリゾート客専用で、一般客は乗せてくれない。そのリゾートバスをのぞけば、ただの鄙びたターミナルであった...

日本最南端はどこだ?(2009年八重山紀行10)

一般人が行ける日本の最南端は、波照間島である。いままで、東西北端は訪れたことがあったが、最南端だけは未達だった。そのうち行こう、と思っていたが、何しろ波照間は遠い。そう簡単に行ける場所ではない。そのため、先延ばしにしていたら、今日になってしまった。波照間へは、石垣島から高速船で1時間ほどである。所要時間はそれほどでもないのだが、八重山の他の離島と比べて船便が少なく、しかも欠航が多い。そのため、計画...

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