鎌倉淳ブログ

旅と日常と、たまに美味しいもの

「アメリカ横断鉄道」のカテゴリを含む記事

21世紀の大陸横断鉄道 (2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記1)

「大陸横断鉄道」の言葉は、旅人のロマンをかきたてる。僕は、シベリア横断鉄道を利用してユーラシア大陸を横断したこともあるが、素晴らしい旅だった。次のチャレンジとして、アメリカ大陸を鉄道で横断してみようと思う。下図は、アメリカ合衆国の鉄道路線図である。ご覧の通り、合衆国には、おおまかにいって大陸を横断する鉄道経路が4つある。ニューヨークを起点と考えると、南部のニューオーリンズを経由してロサンゼルスに至...

サンフランシスコからワシントンへ (2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記2)

アメリカ大陸横断鉄道を旅する場合、ニューヨークから西へ向かうのが「下り」である。歴史的に見て、アメリカ大陸は東から西へと開拓されたし、鉄道もまた東から西へと伸びていった。そのため、アメリカ横断鉄道の旅の記録は、東から西への旅程が多い。が、今回の旅は、あえて西から東へ向かうことにする。アメリカ西海岸のサンフランシスコからニューヨークを経てワシントンを目指す旅である。理由は僕が日本人だからで、日本から...

アムトラックAmtrakとは何か(2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記3)

アメリカ大陸横断をするのに利用する鉄道会社は、アムトラックAmtrakである。アムトラックは、アメリカ合衆国の鉄道旅客輸送を運営する公共企業体で、1971年に発足した。経営形態は連邦政府出資の株式会社である。正式名称は「全米鉄道旅客公社 National Railroad Passenger Corporation」でアムトラックの名称は、"America"と"track"の二つの語から合成された。歴史的に、アメリカの鉄道はほとんどが民間鉄道会社によって運営され...

アメリカ大陸横断鉄道旅行の予約法 (2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記4)

アメリカ横断鉄道に乗る場合は、予約が不可欠である。何しろ、アメリカの旅客列車は本数が非常に少なく、とくに中西部の長距離列車は1日1便しか走っていないのが普通なのだ。列車は常に満席で走っているわけではないが、寝台車は満席になりやすい。まして1日1便となると、予約をしないわけにはいかない。僕は旅行で予約をするのが好きでないが、その僕でも今回はきちんと全日程で予約をしておいた。幸いなことに、現在は列車の...

羽田空港国際線は使いやすいか?(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記5)

アメリカへのフライトは、往復とも羽田空港からのデルタ航空便を使う。とくに羽田便にこだわったわけではなく、たんに安かったからである。東日本大震災以降、羽田発の日米便は搭乗率が悪いらしく、チケット価格は下落していた。予約した飛行機はデルタDL636便ロサンゼルス行きで、羽田発は0時30分発である。2時間ほど前に空港にいったが、夜遅いこともあって人は少ない。自慢のレストラン街も閉まっていて、いつでもあいてそうな...

羽田発ロサンゼルス行き深夜便 デルタ航空DL636便(2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記6)

デルタ航空Deltaは、羽田空港に2路線を運行している。ロサンゼルス便とデトロイト便だ。ロサンゼルス行きが深夜便で、デトロイト行きが早朝便である。ただし、東日本大震災以降、乗客数が激減してしまい、ロサンゼルス便が3月23日、デトロイト便が24日から運休になっていた。再開されたのは、ロサンゼルス便が6月4日、デトロイト線が6月17日である。つまり、需要が回復したわけではなく、運休した場合は90日以内に再...

ロサンゼルス発サンフランシスコ行き デルタ航空DL4608便(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記7)

DL636便は、ロサンゼルスにほぼ定刻の19時に到着。20時45分発のDL4608便サンフランシスコ行きに乗り継ぐ。イミグレーションは大行列で、抜けるのに40分ほどかかった。その後荷物をピックアップし、再びセキュリティチェックを受ける。アメリカのセキュリティチェックは厳重で、荷物はもちろん、ベルトや靴に至るまで、脱がせられる限りの服は脱がされてX線チェック。そして人間は、全身スキャナーでスキャニングされる。アメリカ...

サンフランシスコのアムトラックオフィス(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記8)

ホテルに1泊し、翌朝、サンフランシスコ市内のアムトラックAmtrakのオフィスに出向く。サンフランシスコのアムトラックオフィスはフェリービルディングFerry Buildingの近くにある。フェリービルディング周辺は、テーマパークのように美しい。アムトラックオフィス。独立した建物で、駅みたいだ。カウンターで、バーコードのコピーを提示して列車のチケットに変える。荷物の「チェックイン」もできるそうだ。アメリカの列車には荷...

ゴールデン・ゲート・ブリッジとケーブルカー(2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記9)

サンフランシスコで特に寄りたいところはないが、せっかくなのでゴールデンゲートブリッジGolden Gate Bridgeを見に行く。市内バス38番と28番を乗り継いで、トランスベイ・テンポラリー・ターミナルTranceby temporary terminal周辺から1時間くらいかかった。結構遠い。最大支間長1280メートル、主塔高227mの鋼製の吊り橋である。完成は1937年。日本でいえば昭和10年代に、こんな巨大な橋を作ったのか、と驚く。帰りは、28番と30...

アムトラック連絡バス サンフランシスコ-エメリービル駅(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記10)

じつは、サンフランシスコにアムトラックの列車はこない。かつて、サンフランシスコにも旅客列車が走っていた時代はあり、サンフランシスコ湾をまたぐベイブリッジを渡ってオークランドに至る路線も存在した。しかし、1950年代にベイブリッジは道路専用橋になってしまい、東へ抜ける長距離旅客列車はなくなった。いまも、サンフランシスコに鉄道の線路はあるが、アムトラックは運行されていない。ただし、アムトラックのオフィスは...

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