鎌倉淳ブログ

旅と日常と、たまに美味しいもの

「オホーツク縦走バス」のカテゴリを含む記事

稚内から遠軽へ。冬のローカルバス紀行(オホーツク縦走バスの旅1)

稚内から網走まで、かつてはオホーツク海沿いに鉄道路線がありました。一部区間だけは未完成でしたが、そこをバスで乗り継げば、1日で稚内から網走まで到達することができたのです。たとえば、1985年3月の時刻表を見ると、稚内を9時20分の天北線列車で出発すると、興浜北線、宗谷バス、興浜南線、名寄本線、湧網線と乗り継ぎ、網走に21時05分に着くことができます。12時間がかり、オホーツク縦走鉄道の旅でした。これらの鉄道は、1...

全日空571便羽田発稚内行き(オホーツク縦走バスの旅2)

まずは、羽田11時発の全日空571便で稚内空港へ。冬期間は、羽田から稚内へは1日にこの1便だけです。機材はボーイング737-800型機。天候不順で2日間欠航が続き、この日は3日ぶりのフライトでした。そのため機内は満席。この日も「雪のため着陸できなかった場合は、羽田空港に引き返す」という条件付き飛行での離陸です。冬の稚内空港は欠航が多く、就航率は7割程度にすぎません。就航率が悪いのは、ILS(計器着陸装置)が滑走路の西...

冬の稚内観光(オホーツク縦走バスの旅3)

稚内は地吹雪でした。レンタカーを借りて宗谷岬を目指しますが、乾いた雪が風に吹き上げられて、視界を遮ります。宗谷岬までは23km。視界さえ良ければ雪道でも30分あまりで着きます。が、岬に近づくにつれ風が猛威を振るうようになり、岬まであと10kmくらいの地点で断念。地元のクルマは普通に走っていましたが、東京在住の「素人」には、この地吹雪での運転はちょっと無理です。やむなく稚内市内観光へ。といっても、真冬の稚内で...

宗谷バス稚内発浜頓別行き(オホーツク縦走バスの旅4)

いよいよ、オホーツク縦断バスの旅へ出発。まずは稚内8時38分発の宗谷バス浜頓別行きに乗ります。旧天北線の代替路線バスです。天北線は稚内-浜頓別-音威子府を結ぶ148.9kmの鉄道路線で、1989年に廃止されました。稚内のバスターミナルは、JR稚内駅と同居。きれいな待合室と窓口もあります。浜頓別までのきっぷも用意されていました。2120円です。バスは路線バスタイプで、三菱ふそうエアロスターです。2010年に製造開始された、...

宗谷バス浜頓別発枝幸行き(オホーツク縦走バスの旅5)

浜頓別のバスターミナルは、天北線の駅跡に建てられています。待合室も広く、きっぷ売り場もある立派な建物ですが、客の姿はなく閑散としています。2階は図書館になっていますが、この日は休館日。待合室の片隅には天北線の資料コーナーが設けられていて写真や行先標などが飾られています。浜頓別から乗り継ぐバスの時刻まで40分ほど時間があるので、昼食を買いに町へと向かいます。この日の浜頓別の最高気温はマイナス9度。外を歩...

宗谷バス枝幸発雄武行き(オホーツク縦走バスの旅6)

枝幸バスターミナルは、かつての興浜北線の終点・北見枝幸駅の跡地に建っています。ターミナルの目の前の広場がかつての駅前広場。しかし、雪に埋もれていて、痕跡はまるでわかりません。枝幸のターミナルでバスから降りた他の乗客は、全員が隣接するスーパーに吸い込まれていきました。バスターミナルとスーパーが隣接しているというのは、交通弱者にはとても便利そうです。僕もスーパーに入ってみたかったのですが、次のバスとの...

北紋バス枝幸発紋別行き(オホーツク縦走バスの旅7)

道の駅おうむには、展望台があります。北の空にそびえ立つような展望台は、威圧感すらあります。展望室はガラス張りでオホーツク海が一望でき、とくに流氷の季節には名所となりそうです。雄武でのバスの接続は良くありません。次のバスは15時20分で、1時間以上あります。この時間を利用して、展望台にエレベーターで登ってみました。展望室では、地元の高校生のカップル一組いて、立ちながら話をしています。「流氷来る頃には、私...

北紋バス紋別発遠軽行き(オホーツク縦走バスの旅8)

最終ランナーの北紋バス発遠軽行の車種は三菱ふそうエアロスターで、1998年頃に製造された形式です。シートピッチがとてもとても狭く、LCCも真っ青の詰め込み座席でした。ただ、バスには僕のほか4人が乗っているだけで、ガラガラです。紋別から遠軽までの運賃は1270円です。日が暮れて、車窓は真っ暗になってきました。それにつれ気温がどんどん下がってきます。尋常ではない寒さです。冬の北海道ということでそれなりの防寒はして...

阿寒バス川湯温泉連絡バス

JR釧網本線の川湯温泉駅と温泉街は少し離れていて、訪問客のために路線バスが走っています。1日6往復。川湯温泉に到着する釧網本線の列車のほぼ全てに接続しています。僕が訪れたのは、網走からの快速「しれとこ」でした。1両編成のローカル列車は、20人ほどの客を乗せて網走から到着。川湯温泉で降りたのは5人ほどでした。駅を降りると、川湯温泉行きのバスがすでに到着しています。列車が11時40分の到着で、バスは11時45分発。5...

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