鎌倉淳ブログ

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2017 05/21

北軽井沢に貸別荘を借りて、別荘について考えてみた

軽井沢に別荘を持ちたい、と思っているわけではないけれど、どこかに別荘を持ちたい、と夢を見ている。もう本当に、軽ーく「別荘持てたらいいね、へへへ」くらいのものだけれど、持つとしたらどんな別荘が楽しいかな、と妄想中なこの頃。

それで、お試しとして貸別荘に泊まり始めている。今回は、軽井沢に行ってみた。

いうまでもないが、軽井沢は別荘地が豊富である。したがって貸別荘も豊富だ。それも、分譲された別荘を貸してくれる。貸別荘として作られたものではなく、分譲用の別荘を何泊かだけ貸してくれるのである。こうした存在は、私のように別荘を持ちたい、と考えている人にはありがたい。ホンモノの別荘を、買わずして体験できるからだ。

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今回訪れたのは、北軽井沢で、群馬県にある。軽井沢と北軽井沢ではずいぶん違う気がするが、軽井沢よりは北軽井沢のほうが貸物件が豊富で、別荘体験をしやすい。また、実際の分譲価格もお手頃のため、購入を考えるなら現実感がある。

北陸新幹線軽井沢駅

家族を連れて、新幹線で軽井沢に着く。駅前でレンタカーを借りて、まずは軽井沢の有名スーパー、「つるや」に行って買い出しをしてから、北軽井沢へ向かった。浅間山方面へ峠越えをするので、かなりの山を登る。「北」軽井沢は、軽井沢からはだいぶ離れている。

貸別荘は、浅間牧場近くにあった。北軽井沢の中心エリアから、クルマで5分くらいだろうか。管理事務所で2泊分の宿賃を払ってカギをもらい、物件に向かう。舗装路から折れた、別荘分譲地内の細い道を進む。

家屋が点在しているが、空き地も多い。空き地にも木が生えているので、全体として鬱蒼としている。人の気配は少ないが、クルマが停まっている家もあり、本宅として使われている建物もあるようだ。

北軽井沢別荘

貸別荘は、少し古いログハウスだった。築26年と、あとで知った。室内は1階が広めのLDK、2階に和室と洋室が一つずつある。風呂はタイル張りの20年ほど前の様式で、洗面所には洗濯機が置いてある。

北軽井沢別荘

1階には大きめのダイニングテーブルと、ローテーブルがひとつずつある。家族3人には十分過ぎる広さだ。

北軽井沢別荘

キッチンには一通りの調理用具が揃っていて、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器といった電化製品も備わっている。ラップ類などの消耗品は置いてないし、醤油などの調味料も一切ないが、食品一切を持ってくれば、たいていの調理はできそうである。

北軽井沢別荘

使いにくい点もある。まず、家具類が一切ない。ソファ類がないので、くつろげるところがないし、クローゼットがないので、キャリーケースから出した服をしまうところもない。洗濯竿もないので、洗った下着を干す場所もない。

室内に余計なものがないぶん、「細かい点が行き届かない」のは、難点だった。これは、貸別荘の宿命なのかもしれない。

北軽井沢別荘


さて、することがない。

自分の別荘なら、PC環境を整備したりしているだろうから、いろんな作業がはかどりそうだが、貸別荘にはPCは置いてないし、今回はノートパソコンも持ってこなかった。持ってきたとしても、Wi-Fiも光回線もない。

もう少し暖かい時期なら、屋外で子どもと球蹴りでもすればいいのだけれど、あいにく5月の北軽井沢は寒かった。そして、なんといっても誤算は、慣れない鬱蒼とした林の雰囲気を、子どもが怖がったことだ。

「パパ、すごい葉っぱがいっぱい!」なんてことを言ってくれれば親としてうれしいのだが、実際には散歩をしても怖がって、すぐに部屋に帰りたがってしまった。

結局、スーパーで買った総菜で夕食を食べて、早めに寝た。

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翌日は軽井沢のアウトレットに出かける。アウトレットは混んでいた。みんな別荘に来てもヒマだから、アウトレットに来るのだろうか。別荘地にアウトレットは、意外に相性がいいことを知った。

軽井沢アウトレット

アウトレットは緑が多く、喫茶店でお茶をしていると、ちょっと優雅な気分になれる。こういう、小さな贅沢は素敵。

その日もスーパー「つるや」に寄って、貸別荘に戻る。どんな調理道具があるかが分かったので、買い物がしやすい。できあいのハンバーグと、ハンバーグソースを買って、相方がキッチンで焼いてくれた。

軽井沢つるや


さて、北軽井沢の貸別荘に2泊してみた感想。一言で言うと、やっぱり、立地は大事だ。別荘の近くになにもないと、することがない。

「することなくてもいいじゃない、のんびりするのが別荘じゃないの?」という意見もありそうだし、私もちょっとそう思っていた。しかし実際に体験してみると、別荘の周囲が林で、徒歩圏に何もないと、退屈で不自由だ。1週間もすれば飽きてしまうだろう。

子どもの好みもある。自然大好きな子どもなら、近くに野山があればそれで十分だが、都会育ちの小さな子どもが、いきなり自然好きになったりしない。ならば、適度に「街なか」のほうが、別荘の立地としてはいいのかもしれない。軽井沢なら、旧軽井沢の近くのような場所だ。そういう土地は、購入しようと思っても手が出ないだろうけれど。

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なにより、「別荘に荷物を置いて、ちょっと散歩しようか」という気分になれるような、自分なりに魅力を感じられる場所が、近くにあったほうがいいと思う。釣り好きなら釣りスポットがあればいいし、畑作業がしたいなら菜園のスペースくらいはあったほうがいい、ということだ。

景色がとびきりよいなら、それだけでもいいのだろう。「ベランダで1日景色を見ていても飽きない」といった絶景の立地で、滞在しているだけで快適に感じられる建物ならよさそうだ。

逆にいうと、「これがあるから、ここに別荘を買った」というような場所に出会うまでは、別荘なぞ無理に買う必要はないのだ、とも認識できた。

軽井沢駅


アクセス面で言えば、北軽井沢は、悪くはない。軽井沢駅まで小一時間かかるものの、そこから東京駅までは「あさま」で1時間程度だ。

環境的にも、たぶん文人が缶詰になって原稿を書くにはいいところだと思う。快適な室内で思う存分執筆する、には素敵な場所で、実際、北軽井沢に別荘を持っている文人もいる。私は文人ではないが、PCに向かって集中して作業をするには、悪くはないと思った。

ただ、もう少し賑やかなほうが、個人的には向いている。

北軽井沢に別荘を検討している人に向けてアドバイスをするとすれば、この場所でログハウスはちょっと寒い。短期滞在ならログハウスはとても素敵だけれど、買うなら断熱性に優れた住宅の方がいいと思う。

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