鎌倉淳ブログ

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2009 12/31

海底遺跡げろげろ紀行 (2009年八重山紀行5)

与那国島は二度目である。前回来たのは1989年だったと思う。とのときはフェリーで来て、テントを張って泊まった。風の強い日で雨もざんざん降っていた。今思えば、よくあんな豪雨で野宿した。昔の自分を褒めてやりたい。

で、この最果ての島になんで2度も来たかというと、海底遺跡を見るためだ。1989年当時も海底遺跡は発見されていたが、まだ本格的な調査も行われておらず、その存在も知られていなかった。僕も知らなかったから、見ようとすら思わなかった。

海底遺跡を見るには二つの方法がある。一つはスキューバダイビングで潜ること。もう一つは、遊覧船の船底から見ること。僕はダイビングのライセンスをいちおう持っているので、どーんと潜って見るべきなのだが、今回は遠慮しておく。海底遺跡のあるあたりは流れが速く、ダメダメダイバーは黒潮に乗って遠く太平洋まで運ばれてしまうらしいからだ。僕がダメダメダイバーなのは、この際内緒である。

ということで、遊覧船で海底遺跡を眺めることにする。乗った船はこれだ。
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「高速半潜水艦」とある。「半潜水艦」というのが怪しいが、要するに、船底の竜骨の部分が透明部材で作られており、海中がのぞけるという仕組みである。

つまりこんな風になっている。
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(ジャックス・ドルフィン号ホームページより)

船底がこんなスケスケで沈没したりしないのだろうか?と不安になるが、ダイビングで流されるよりマシなので、これに乗っていく。アイランドリゾート与那国に泊まっている人は一人5000円(60分)である。結構な料金である。

で、出航。日本最西端の「西崎」をぐるりと回って外洋に出る。この西崎は、今回は行かない。以前に行ったからで、こういうところは二度行く必要はない。「最西端」というだけで、他になにもないからである。
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外洋に出たら、すごい揺れる。さすがに冬の海である。20分あまり揺れながら、ようやく海底遺跡ポイントに到着。ここで、船底に降りる。

で、遺跡見物。渡されたパンフには、このようにいろんなスポットが書かれている。
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で、現実に見えたのがこれ。
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まあ、写真は写りにくく、目で見るともう少しくっきり見えますが、正直、よくわからん。「石の台らしきものが見えるなあ」という程度である。これを「遺跡だ」と最初気づいた人は偉いな~。普通の海底の岩と、そう変わらないですよ、これ。

が、琉球大の調査などでは、ほぼ遺跡と断定されているようで、しかも1万年以上も前のものだという。エジプトのピラミッドより古いのだという。

専門家がそう言うのならそうなのでしょうが、素人が見てもわかりません。はい。

そして、それよりも重要なことがある。

すごいすごいすごい揺れるのである。船底の揺れは、デッキの比ではない。そして窓に顔を近づけるので、酔うことこのうえない。

隣の女性は、さっさと引き揚げてデッキに逃げていき、その隣の男性はゲロっと吐いていた(ビニール袋が渡されている)。今回は乗客が7人と少なかったが、満員でゲロ大会になったら、軽く阿鼻叫喚であろう。何しろ船底は狭く、暗い。

とりあえず、半潜水艦ジャックス・ドルフィン号に乗る前は、何も食べないほうがいいですよ。

与那国に帰り着いたところ。
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奥で一人吐いてます。

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