鎌倉淳ブログ

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2011 08/17

カリフォルニア・ゼファー号乗車記8:デンバーの大カーブ(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記18)

モファット・トンネルを抜けると、列車はロッキー山脈から駆け下がる。この下りはかなり急峻で、短いトンネルをいくつもくりぬきながら、左右にくねくね曲がりつつ標高を下げていく。トンネルの数は25個。アメリカでは多い方だ。一般に、古い鉄道路線ほどトンネルは少ない。
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トンネル群の合間には、遠くコロラドの大平原が見渡せる。神々しいまでに美しい。
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ずいぶん眼下にあった大平原が、だいぶ近くになってきた頃に、列車は二つのヘアピンカーブを曲がる。ひとつがリトルテンLittle Ten、もう一つがビッグテンBig Tenと呼ばれている。「テン」は曲線度数10度(弦100フィートで中心角が10度となる曲線)から来ていて、半径175mに相当する急カーブだ。
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この連続カーブは、アメリカの鉄道屈指の名所として知られている。

これから走るレールがすぐ眼下に見える。ループ線ではないが、それに近い。列車は速度を落として、ゆっくりゆっくりと走る。時速30キロくらいじゃないかと思う。
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これを下りきると、難所は終わりである。急に住宅やクルマが増えてくる。

列車は速度を上げた。もうすぐデンバーである。ちなみに、フレーザー/ウィンターパーク駅~デンバー間は99.2キロもあるが、この間に駅はひとつもない(信号所はある)。100キロ近くも駅がない、というのは、大陸だなあ、と思う。

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