鎌倉淳ブログ

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2011 09/01

ロシアとアメリカが大陸横断鉄道で結ばれるという驚きのニュース

シベリアとアラスカが鉄道トンネルで結ばれる。

……そんな妄想を、と一笑に付されそうなことが、実現に向けて動き始めているという。

これは、ウェブサイトinhabitatの記事が報じたものだ。同記事によると、ロシア政府はこのほど、シベリアと北アメリカを繋ぐ大陸横断鉄道の建設にゴーサインを出したという。この鉄道は、ベーリング海峡の地下を横断するもので、このトンネルは世界でもっとも長いトンネルになる。

その長さは英国とフランスを結ぶドーバートンネルのおよそ2倍になるという。鉄道による物資や乗客の輸送だけでなく、風力や潮力発電による電力といった再生可能エネルギーを送電する伝送路の開発をも目標に掲げている。建設費は650億ドル規模。まさに21世紀の大プロジェクトだ。

トンネルの完成に15年、伝送路及び鉄道の建設にはそれ以上かかるとされている。もしこのプロジェクトが完成すれば、年間1億トンの貨物輸送が可能となり、潮力発電によって発電される10ギガワットの電力、そして風力発電によるクリーンエネルギーの常時供給が可能となるという。

なんだか夢物語…、と思ったあなた。



私も夢物語だと思います。風呂敷大きすぎ。だいたい、15年でできるわけない!!!



しかし、この記事を読んで初めて気づいたのだが、シベリアとアラスカは鉄道トンネルで結ぶことができるほど狭い、ということだ。ドーバー海峡トンネルの2倍となると、ざっと100キロ程度のトンネルで済む、ということだ。これ、対馬海峡トンネル(構想)よりも短いだろう。日本から朝鮮半島にトンネルを掘るよりもたやすいのである。


ただ、シベリア鉄道はモスクワまでつながっているが、アラスカ鉄道はニューヨークまでつながっているわけではない。したがって、もし本当にトンネルが開通したとしても、モスクワ発ニューヨーク行の列車が走ることはない。だいたい、軌間(ゲージ)も違うしね。

元記事
http://inhabitat.com/russia-green-lights-65-billion-siberia-alaska-rail-and-tunnel-to-bridge-the-bering-strait/


ベーリング海峡をわたる

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