鎌倉淳ブログ

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2011 10/29

鴻之舞金山へ(鴻之舞金山旅行記1)

鉱山の跡地ほど、世の盛衰を感じられる場所はない。稼働中はむせかえるほどの人が集まり繁栄するが、ひとたび閉山すれば、楼閣が崩れ落ちた町のように人々は去っていく。残されるのは廃坑と、二度と人の住むことのない都市の遺構である。

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3月に訪問した軍艦島は、現在最も注目を浴びている鉱山跡地であった。世界遺産に登録された石見銀山も、登録を目指している佐渡金山も、人を惹きつける遺構が残されている。そのような魅力的な遺構が、北海道にもある。かつて日本屈指の金産出量を誇った鴻之舞鉱山の跡である。

鴻之舞鉱山は、大正時代から戦後高度成長期にかけて掘削された金銀の鉱山である。金産出量においては佐渡、菱刈に次いで日本歴代3位。1955年には年間2.98トンもの金を産出し、当時としては日本最大の産出量を記録した。しかし、次第に産出量は減少。1973年に閉山した。

鉱山は住友金属鉱山の経営で、廃鉱後、多くの鉱山施設は取り壊された。しかし、ごく一部には当時の遺構が残されている。地元の有志が保存に努めていると聞いて、その状況を見に行くことにした。場所は道東、紋別市である。

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