鎌倉淳ブログ

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2012 06/09

プラハからプルゼニュへ鉄道で(チェコ・ビールと古城の旅行記20)

今回の旅の目的地は、ピルスナービールの故郷・プルゼニュPlzeňです。プルゼニュは、プラハから80キロ西にあり、列車で1時間40分ほどかかります。バスなら1時間で着きますが、バス旅よりは鉄道のほうが楽しいですし、プルゼニュのバスターミナルはやや不便な場所にあるので、今回は鉄道を利用しました。

鉄道は、宿から近いスミーホフ駅からでも乗れますが、プラハ本駅に行ってみます。本駅はは最近リニューアル拡張されたらしく、洗練された近代的な雰囲気です。


もとはアールヌーボー建築で、駅の3階にはその構造が今も残されています。ドーム型の天井は、昔の鉄道駅の荘厳さを伝えています。


チケット売り場はそれほど混雑はしておらず、数分並んだだけでチケットを買うことができました。


乗るのはは9時07分発の352列車「フランツ・カフカ号」ミュンヘン行き。国際列車ですが、わずか6両編成です。そのうち1両はプルゼニュまでで、ミュンヘン行きは5両でした。


今回は1等車を利用。国際列車の1等だからか、新型の開放座席車でした。2等車は、かなり年代物を連結していました。


驚いたことに、たった6両編成なのに、そのうち1両はダイニングカー(食堂車)です。


カフェも併設されています。たいしてお客が乗らない列車に、まるまる1両も食堂にしてしまうというのは、もう採算度外視、国際列車の面目だけですね。ミュンヘンまでは6時間くらいかかるので、供食サービスは不可欠、ということなのでしょうが、さすが欧州です。

列車は定刻の発車。ゆっくりとプラハ市内を出て、郊外の田園風景になります。


在来線ですので、それほどスピードも出しません。

それにしても、痛々しいのは荒れた鉄道施設です。オーストリアのよく手入れされた駅に比べると、古い建物は落書きされて、荒れています。


そのなかに、ぽつんと列車を見守る鉄道員。これが女性が多い。なんだか、昔の中国を思い出しました。共産圏の残り香は、こうしたところにまだ見られます。


列車は遅れもなく、プルゼニュに到着。


チェコ国鉄の西の拠点駅だけあって、構内は広く、駅舎も立派でした。

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