鎌倉淳ブログ

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2012 06/03

チェスキー・クロムロフ城の回り方(チェコ・ビールと古城の旅行記14)

現代のこの町の主役は、「クロムロフ城」です。

この城は、チェコではプラハに次ぐ規模で、なかなかの大きさです。赤い門をくぐり、城の塔を横に見て、城内に入っていきます。


城の見学コースはいくつかに分かれています。
・ルート1…メインとなる城の見物コース
・ルート2…サブ的な城の見物コース
・城の劇場ツアー…城のハイライトともいえる劇場だけを見物
・城の塔…塔に登る見物コース
・地下室…地下牢の見物コース

これらのうち、塔と地下牢以外はツアーになっていて、自由に見て回ることはできません。

塔と地下牢以外の見物にはそれぞれ1時間ほどかかりますし、ツアーの出発時間も限られていますので、全部見るには半日以上かかります。プラハから日帰りでチェスキー・クロムロフを訪れる旅行者も少なくありませんが、その場合は全てを見学するのは困難でしょう。僕も、2日に分けて見物しました。

2つの見学ルートは、ともに城の中庭からスタート。


ルート1はルネサンス時代とバロック時代の貴族の暮らしを見るコース。ルート2は19世紀の貴族の暮らしを見るコースです。この城の全盛期はルネサンスからバロックにかけてですから、ルート1がメインとなるわけです。

城内は撮影禁止なので、公式サイトhttp://www.castle.ckrumlov.czから、写真をいくつかご紹介しましょう。

これがルネッサンスの部屋。ルート1を代表する部屋です。旧約聖書の壁画などがよく残されています。謁見の控えの間だったそうです。


これは、仮面舞踏会の部屋。ルート1のハイライトです。


これがサロン。ルート2を代表する部屋です。


これが、城のバロック劇場です。

(以上4点の写真は公式サイトhttp://www.castle.ckrumlov.czより引用)

17世紀に創建され、その後改造が加えられました。木造なのですが、左右の緞帳をうまく配置して立体感を醸し出しています。舞台の下にある舞台装置が、木製なのによくできています。ヨーロッパの昔の舞台というのはこういう仕組みだったのだなあ、と一番興味深かったですね。

こちらはヴァーツラフの地下室。


かつては地下牢として使われていましたが、現在はアートなものが配置されている博物館です。牢屋の雰囲気を残しておいたくれたほうが、観光的価値はあると思うのですが。

城の塔からの眺め。チェスキー・クロムロフを一望できます。


全体を見た印象としては、この城でもっとも見物する価値があるとすればバロック劇場でしょう。上記しましたとおり、数百年前のヨーロッパの木造舞台を見物できる場所は数多くはないでしょう。少なくとも、僕は初めて見ました。その完成度の高さと精巧さには驚かされます。

一方、二つのルートの城内見物は、ヨーロッパの田舎領主の暮らしを垣間見るにはいいですが、他にもヨーロッパのお城を見たことのある人には、それほど目新しいものはないと思います。時間のない方は、ルート1だけ行けば十分でしょう。

城の塔は見晴らしもいいから、ぜひ登りましょう。地下室はどうでもいいです。

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