鎌倉淳ブログ

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2016 03/20

「爆買い」したのワタシです/NHK-BSプレミアムで、中国富裕層の生活を垣間見て。経済と社会の成熟のあいだ

「爆買い」したの私です/NHKBSプレミアム
3月16日(水)午後9時00分~午後10時00分

「爆買い」したのワタシです

自分が初めて中国に行ったのは1988年。そのとき、教わっていた中国人教師の実家を上海に尋ねたことがある。いわゆる長屋で、日本風にいえば1K。トイレは外。質素だけれど、一通りものが揃っている、程度の印象だった。

日本でいえば貧相な家だ。けれど、当時の僕は、「中国も案外豊かなんだな」と思った記憶がある。中国人には失礼だけれど。

それから28年。この番組で出てきた中国人たちは、「案外豊か」なんてレベルはとうに超えて、今の自分よりよほど豊かである。

日本で買い物旅行をしてきた中国人の、中国での生活を追った番組。当然、出てくるのは中国の富裕層。その生活を垣間見ることができておもしろい。

まず、登場人物は経済的に豊かである。住居は広く、服装も洗練されている。そしてなにより、みな穏やかな顔をしている。昔の中国人はもっと険しい顔をしている人が多かったけれど、その点でも変わった。



先日、北京に行ったときに、町の安食堂で食事をしてきたことを現地の(エリートな)中国人に話をしたら、「そんなものを食べてはいけないよ」と真顔で呆れられた。安いものは何が入っているかわからないからダメなのだそうだ。番組では、中国人は、安いものを信用しないという。日本も、バブル期はそういう風潮があった。

番組に出ていたある中国人は、3万8000円の納豆サプリを4箱も購入していた。効果のほどはどうなのだろう?と、ひとごとながら心配になる。高くても何が入っているかわからない、というのは、日本人の発想なのか。

安いものはダメなのかもしれないが、高ければいいというものでもない。それどころか、安くてもいいものも、ちゃんとある。バブルを経て、日本人の多くはそのことを学んでいる。

経済的に中国はもう十分に成熟した。ただ、社会の成熟、という意味では、まだ中国は日本の後を追っているのかもしれない。

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