鎌倉淳ブログ

旅と日常と、たまに美味しいもの

「アメリカ横断鉄道」のカテゴリを含む記事

エメリービル駅(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記11)

エミリービル駅Emeryville Stationは、アムトラックにおける「サンフランシスコ接続駅」とされている。駅名標にもこう書いてある。カリフォルニアゼファー号California Zephyrの出発地もここであり、サンフランシスコのターミナル駅である。ただ、1989年のサンフランシスコ大地震が起きるまでは、ここより数キロ南の、オークランド・セントラル駅Auckland Central Stationがカリフォルニアゼファー号の出発地だった。地震によって...

カリフォルニア・ゼファー号California Zephyr乗車記1(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記12)

 カリフォルニア・ゼファーCalifornia Zephyr号は、エメリービル-シカゴEmeryville-Chicagoを結ぶ列車である。走行距離は2438 miles (3924 km)。エメリービルを9時10分に発車し、シカゴには翌々日の14時50分に到着する。所要時間は51時間40分、2泊3日の旅である。 エメリービルの入線時刻は、発車7分前の9時03分であった。 でかい。日本の鉄道車両より明らかに大きい。低床ホームから見上げているというのもあるけれど、それを...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記2:ラウンジカーとカフェ(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記13)

カリフォルニア・ゼファーCalifornia Zephyr号は、エメリービル駅Emeryvilleを、ほぼ定刻の9時10分頃に発車した。ゆっくり、ゆっくりと動いて加速していく。まずは、車内を探検。スリーパーの隣が、食堂車。まだ営業をしていない。その隣が、ラウンジカー。明るくてきれい。個室にいるよりもこちらのほうが快適な気がする。ラウンジカーの1階が、カフェ。メニューはこんな感じ。ここはコーチ。座席車のことである。シートピッチも...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記3:食堂車(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記13)

午前11時半頃になると、食堂車からアナウンス。食事の準備ができたので、食堂車に集合である。アムトラックでは、寝台車(スリーパー)の料金には食事が含まれている。そのため、3食全て食堂車で取ることになる。ちなみに、コーヒーとミネラルウォーター、ジュースのサービスも、食堂車と別にある。従って、スリーパーに乗るときは、食べ物飲み物の準備はほとんど要らない。食事は、用意されたメニューから選択する。値段が書か...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記4:シェラネバダ山脈越え(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記14)

エメリービルEmeryvilleからサクラメントSacramentoまでは平地で、入り組んだ入り江の水面が輝いたり、緩やかな川の流れと広い畑が続き、豊穣な大地が広がる。列車の速度も速い。正確にはわからないが、時速130キロ程度は出ているように思われた。そしてサクラメントを出ると、シェラネバダ山脈Sierra Nevadaにさしかかる。ここは、カリフォルニアゼファー号の第一のハイライトである。岩肌を縫うようなカーブが続く。車窓には...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記5:アムトラックの夜(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記15)

リノrenoの定刻発車時刻は16時06分。ほぼ定刻に発車した。リノから先は広大なグレートベースンGreat basinを横断する。グレートベースンとは、シェラネバダ山脈Sierra Nevadaとロッキー山脈Rockyの間にある盆地で、広大な乾燥地帯である。人口も少なく、そのため、カリフォルニアゼファー号の停車駅も少ない。レノRenoのつぎのWinnemuccaまで189マイル(約302キロ)の間、駅がない。車窓から見えるのも、無人の荒野ばかりである。...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記6:グランドジャンクション駅Grand Junction(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記16)

2日目のカリフォルニア・ゼファー号は、列車はユタ州を横断して、コロラド州に入る。相変わらず景色は荒野が続いている。午前10時05分頃、グランドジャンクション駅Grand Junction着。「junction」の意味は、コロラド川Colorado Riverとガニソン川Gunnison Riverの合流点にあるからだとか。きっと物流で栄えたのだろう。ここもスモーキングストップ。20分ほど停車するので、ホームに降りて、ついでに駅前に出てみる。これが現在使...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記7:ロッキー越えRocky(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記17)

グランドジャンクションGrand Junctionを出ると、いよいよロッキーRocky越えである。アメリカ横断鉄道の5ルートのうち、カリフォルニアゼファー号が人気なのは、このロッキー越えの美しさにある。荒野だった風景は、コロラド川の渓谷に変わっていく。渓谷沿いに見える家々や走るトラックは、「西部」らしさがある。そういう点が、ヨーロッパとの違いである。13時45分頃、カリフォルニアゼファー号の西行きとすれ違い。川沿いの、...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記8:デンバーの大カーブ(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記18)

モファット・トンネルを抜けると、列車はロッキー山脈から駆け下がる。この下りはかなり急峻で、短いトンネルをいくつもくりぬきながら、左右にくねくね曲がりつつ標高を下げていく。トンネルの数は25個。アメリカでは多い方だ。一般に、古い鉄道路線ほどトンネルは少ない。トンネル群の合間には、遠くコロラドの大平原が見渡せる。神々しいまでに美しい。ずいぶん眼下にあった大平原が、だいぶ近くになってきた頃に、列車は二つの...

カリフォルニア・ゼファー号乗車記9:デンバー駅Denver station(2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記19)

18時30分デンバー着。時刻表より8分ほど早い。出発予定は19時10分なので、40分ほどの停車である。ホームは細く1面1線。駅舎は道路を挟んだ先にあり、駅舎へ信号待ちして道路を渡らなければならない。奇妙な構造だが、これは仮駅だそうだ。本当のデンバー駅は、数百メートル先にあるのだが、現在改装中で列車は入れない。そのために、簡易ホームを設置したプレハブ駅舎の仮駅が作られた。ここで、どしゃっと下車する。そしてどし...

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