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応仁の乱と小京都
2019/08/14
かつて「小京都ブーム」というのがありました。1970年代にはじまった国鉄の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンが火付け役となり、アンノン族を巻き込んで地方の古都が脚光を浴びました。当時注目を浴びた筆頭格は、萩・津和野です。その後、「小京都」を名乗る都市は全国に広がりました。ただ、「小京都」というネーミングを作ったのは、国鉄ではありません。「小京都」の起源をさかのぼると、応仁の乱に行き当たります。応仁...
遺跡・世界遺産
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西アフリカ・マリの歴史的建造物トンブクトゥTimbuktuが破壊されつつあるという悲報
2012/07/08
数日前のニュースになりますが、西アフリカ・マリの歴史的建造物トンブクトゥTimbuktuが、イスラム教武装勢力によって破壊されつつあるようです。トンブクトゥは世界遺産にも指定されている貴重な建造物。僕もそのうち行こう、と思いつつ先送りにしていました。西アフリカは旅がしんどいからなあ、なんて思っていたんですが、やっぱり行きたいところにはなるべく早く行ってしまうべきですね。 トンブクトゥ(写真はWikipedia)マリ...
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平泉と小笠原が世界遺産登録へ!
2011/05/07
3年前に登録が見送られた平泉は、構成遺産を絞っての再挑戦が実りました。前回は地域の政治的な問題で、郊外の「これが世界遺産?」と思われる遺跡群も構成遺産に入れてましたが、今回は中尊寺・毛越寺周辺に絞っています。最近の世界遺産候補は、「我も我も」的に構成遺産が増える傾向にありましたので、これはいい歯止めになると思います。小笠原に関しては、その価値からすれば当然でしょう。これからも船だけのアプローチに限...
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マチュピチュ遺跡に入場制限
2011/02/24
2月22日のAFP通信社の報道によると、ペルーのマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡で、入場制限がかけれる可能性が出てきたという。これは、ユネスコ(UNESCO)のイリナ・ボコバ(Irina Bokova)事務局長が、ペルーの世界遺産「マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡」の保護のため、観光客の入場制限を行う必要があるとの見解を示したことによる。ボコバ氏の発言趣旨は、以下のようなものだ。「マチュピチュは観光地として成功を収...
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古代アンデス カラル遺跡の衝撃
2011/01/13
ペルーの沿岸部の古代遺跡は、ここ十数年で急速に発掘が進んでいる。その結果、次々と新しい事実がわかってきている。いままでペルーの遺跡といえばインカばかりが注目されてきたが、インカはせいぜい16世紀頃の新しい文明。それに対し、沿岸部の文明は古く、たとえば地上絵でしられるナスカは紀元前2世紀から6世紀頃とされてきた。しかし、今日放映されたNHK「ハイビジョン特集 古代アンデス “第五の文明” ~ペルー・カ...
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「死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡」内容紹介
2010/09/10
「死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡」、発売1週間が立ちました。内容について、アマゾンなどでは詳しくわからない、という声をいただきましたので、ここで紹介します。・掲載遺跡は31カ所。・特にお勧めする「世界7大遺跡」としては、マチュピチュ、アンコール、ポンペイ、ペトラ、ギザ、ティカル、イースター島を紹介しています。・そのほか、「シルクロード」と「東南アジア」という日本から近い遺跡を紹介し、「新世界7...
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死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡
2010/07/30
当ブログの執筆者・鎌倉淳の新刊が出ます。死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡(鎌倉淳著・洋泉社新書)9月4日発売予定です。世界の主要遺跡を踏破した鎌倉淳だから書けた、究極の世界の遺跡旅行案内です!お楽しみに!...
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吉野ヶ里遺跡
2010/05/16
佐賀まで行ったので、吉野ヶ里遺跡に寄ってみる。吉野ヶ里遺跡の発見は、1986年。発見当初に、邪馬台国の遺跡が見つかったんじゃないか、みたいな大報道がされたのを、僕も覚えている。ちょうど高校で日本史とかやっていた時だったしね。結局、邪馬台国ではなかったようだが、弥生時代の環濠集落としては日本一の規模の大発見となった。最寄り駅は、JR長崎本線の神崎駅と吉野ヶ里公園駅の二つ。その中間あたりの線路沿いに遺...
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マヤで新しい壁画発見
2009/11/20
これはちょっと見てみたいかも。マヤのカラクルム遺跡で、新しい壁画が見つかったそうな。(以下記事) 西暦620~700年頃の古代マヤの日常生活を描いた珍しい壁画が発見された。壁画にはマヤ絵文字による説明も付けられており、当時の人々の暮らしぶりを詳しく知る貴重な資料となる。 これまでに発見された古代マヤの壁画に描かれていたのは、支配層のエリート、戦争での勝利、および宗教的なテーマに限られていた。しかし今回発...
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