• 東北新幹線(2010冬北海道&東日本パス旅行記12)
    東京-新青森 674.9km(実キロ)2010年12月、八戸-新青森間が開業。東北新幹線は、1971年の着工以来、約40年の歳月をかけて、ようやく全通した。東海道新幹線や山陽新幹線が10年もかからずに完成したことを思うと、かなり遅すぎる感じはするが、とにもかくにも完成したことはめでたい。北海道&東日本パスは新幹線では使えないが、今回は新規開業区間を含めて、大宮まで新幹線で帰ることにする。津軽鉄道に乗り終... 続きを読む
  • 津軽鉄道(2010冬北海道&東日本パス旅行記11)
    津軽五所川原-津軽中里 20.7km日本最北の私鉄が津軽鉄道である。ストーブ列車で知られた路線だが、経営は非常に厳しいようだ。2006年の輸送密度は476(人/日キロ)。江差線を見た後では多く見えるが、いつ廃止になってもおかしくない数字である。僕自身はストーブ列車には乗ったことがない。せっかく真冬に近くまで来たので、今回足を伸ばしてみる。ただし、ストーブ列車に乗るのは、意外と難しい。冬期に限り1日3往復するだ... 続きを読む
  • 豪雪の開陽丸(2010冬北海道&東日本パス旅行記10)
    江差で行きたいところがあるとすれば、復元された開陽丸である。港に係留されていて、12月いっぱいは冬期休業に入らないので、見物できる。駅から歩いてどのくらいかかるのかは、開陽丸のホームページを見ても載っていない。というか、地図はあってもアクセスの案内は書かれていない。つまり、鉄道で来る人など想定していないのだろう。江差町のホームページを見てもよくわからない。グーグルマップを見ると2キロ程度と思われた... 続きを読む
  • 江差線(2010冬北海道&東日本パス旅行記9)
    五稜郭 - 江差 79.9kmJR北海道から明らかにされた輸送密度資料で、もっとも衝撃的だったのが江差線だろう。2005年に報じられた同線の木古内-江差間の輸送密度はわずか64人(1日1キロあたり。以下同)、というのだ。近年はさらに悪化しており、北海道新聞(2010年9月10日)が報じたところによると、2009年度の輸送密度は、なんと49人であるという。鉄道どころか、バスでも経営が成り立つかどうかという水準である... 続きを読む
  • ローカル線団体パッケージ旅行(2010冬北海道&東日本パス旅行記8)
    倶知安から、再び函館本線山線に乗り、長万部へ抜ける。今度はキハ150の2両編成だった。驚いたことに、大混雑である。列車は小樽からの運転で、倶知安から乗った僕はようやく通路側の席を確保したが、立っている客も多い。倶知安-長万部間は運転本数も少ないから、青春18きっぷのシーズンは混むのかしらん? と思ってはみたが、どうも客層が妙である。中高年の夫婦が多い。が、通常こういう組み合わせはローカル列車に乗ら... 続きを読む
  • 外国人都市・倶知安2010(2010冬北海道&東日本パス旅行記7)
    北海道の地方都市を訪れると、ほとんど例外なく、ゴーストタウンの商店街に出会い、その衰退ぶりに目を覆いたくなる。とくにひどかったのが釧路で、その様子は「釧路ゴーストタウン」に書いた。その北海道で、唯一といっていい経済が好調な町がある。倶知安だ。2006年には、地価上昇率日本一にもなった。北海道の山あいの、人口わずか1万5000人ほどの町が日本一の地価上昇率なのである。理由はよく知られているとおり、ニ... 続きを読む
  • 真冬の函館本線山線1936D(2010冬北海道&東日本パス旅行記6)
    函館本線の山線(長万部-小樽間)は、好きな路線の一つである。単線非電化で、峠をいくつも越えて進み、風景は美しく、運が良ければ羊蹄山の偉容まで望めてしまう。「本線」の名称を名乗っているが、実際は激しいローカル線であり、そのギャップもよい。ということで、日高本線から札幌に戻り1泊した翌日、午前の列車で山線に向かった。まずは、小樽に行き、11時21分発の函館本線倶知安行き1936Dに乗る。車両は、キハ150... 続きを読む
  • 真冬の襟裳岬へ(2010冬北海道&東日本パス旅行記5)
    様似から襟裳岬へは、JR北海道がバスを走らせている。様似から広尾まで抜ける鉄道路線計画があった名残であろう。1日4~5便だけだが、数少ない日高本線の列車との接続はよい。11時35分発のバスに乗る。乗客は数名で、様似市内でさらに数人の客を拾って市外に抜ける。国道336号線をひたすらえりもに向かう。太平洋沿いの美しい道である。えりもの市内で数人の客を降ろし、僕ともう一人の観光客だけが襟裳岬まで乗車した... 続きを読む
  • 日高本線(2010冬北海道&東日本パス旅行記4)
    苫小牧- 様似 146.5km日高本線には高校時代に乗ったことがある。途中新冠のユースホステルに泊まり、襟裳岬を経て広尾に抜けた。広尾から当時はまだ運転していた広尾線に乗り、帯広まで行ったと思う。あまり印象のない路線で、もう一度乗りたい、と格別に思ったことはない。しかし、いまや貴重な北海道の長大ローカル線である。北海道新聞の記事によると2009年の日高本線の輸送密度はわずか346人/日・キロだそうで、いつ... 続きを読む
  • 客車急行「はまなす」の旅路(2010冬北海道&東日本パス旅行記3)
    「はまます」の編成は、思ったより長い。基準は7両編成だが、僕が乗った日は寝台車が1両増結されていて、計8両編成だった。B寝台車3両、指定席3両、自由席2両である。冬の凍てついたホームに停まる姿はなかなか美しい。寝台車も、下段は7割方埋まっていたが、上段はガラガラだった。トータルの乗車率は6割程度といったところか。多いのか少ないのかわからないが、この時代に夜行列車の寝台車に乗る人が数十名いるだけでも... 続きを読む

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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→詳しいプロフィール

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