• 立山砂防軌道は一般開放できるか?(2012年立山カルデラ旅行記4)
    さて、この現存の砂防軌道、かなりスリリングな登山鉄道体験が楽しめます。名物のスイッチバックは飽きるほど堪能できますし、常願寺川の景色もなかなかです。もし、一般人が自由に乗れる観光鉄道にしたら、客は殺到するでしょう。富山県には、同様の非公開軌道として「黒部ルート」の上部軌道があります。それにも乗ったことがあるのですが、比較すると、砂防軌道のほうが一般公開は容易に感じられます。トンネルが少ないため、安... 続きを読む
  • 立山工事砂防専用軌道乗車記(2012年立山カルデラ旅行記3)
    トロッコ車両がホームに入ると学習会参加者が殺気立ってきました。良い席を確保したい参加者が、静かに火花を散らします。それには理由があって、この砂防軌道、進行方向左手に乗らないと景色がほとんど楽しめないからです。入線すると、あっという間に席が埋まります。筆者もなんとか左手の窓際をゲット。全員が乗り込むと、列車はすぐに発車しました。無造作に、ごとりごとりと動き出します。14時32分でした。トロッコは、機関車... 続きを読む
  • 立山温泉跡と白岩堰堤(2012年立山カルデラ旅行記2)
    さて、学習会は水曜日なので、火曜日の夜に富山市に移動して一泊し、当日朝の富山地方鉄道で立山駅に向かいました。集合場所は立山駅前にある立山カルデラ砂防博物館です。筆者が参加したのは「立山カルデラ砂防体験学習会」の「トロッココース」。トロッコとは砂防軌道を指します。コースは1班と2班に分かれていて、1班は先にバスでカルデラを見学し、帰りに下りの砂防軌道に乗るスケジュール。2班は先に登りの砂防軌道に乗り... 続きを読む
  • 立山カルデラと立山砂防工事専用軌道(2012年立山カルデラ旅行記1)
    富山県の立山にはカルデラがあります。カルデラとは火口ですから、つまり立山は火山だったのです。といっても、北アルプスの「立山三山」の立山とは別物で、カルデラは立山の南西約15キロの位置にあります。この「立山カルデラ」を源流とするのが常願寺川で、大雨のたびに土石流と洪水で富山平野に災害をもたらしてきました。その災害を防ぐため、常願寺川の上流部に数多くの砂防堰堤が築かれています。その工事は江戸時代に始まり... 続きを読む

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