• 西表島へ(2009年八重山紀行6)
    海底遺跡を見たら、もう与那国に用はない。さっさと石垣島に飛び、空港からバスで離島桟橋に直行した。離島桟橋は、八重山諸島に向かう船が発着する港である。ここに来るのも、1989年以来である。たしか、大学2年生の夏だった思う。もう20年も経つのか~、とセンチになりながら桟橋に行くと、どーんとでっかいターミナルがあった。こんなのは20年前になかった。聞けば2年ほど前にできたばかりだという。その前に使ってい... 続きを読む
  • 海底遺跡げろげろ紀行 (2009年八重山紀行5)
    与那国島は二度目である。前回来たのは1989年だったと思う。とのときはフェリーで来て、テントを張って泊まった。風の強い日で雨もざんざん降っていた。今思えば、よくあんな豪雨で野宿した。昔の自分を褒めてやりたい。で、この最果ての島になんで2度も来たかというと、海底遺跡を見るためだ。1989年当時も海底遺跡は発見されていたが、まだ本格的な調査も行われておらず、その存在も知られていなかった。僕も知らなかっ... 続きを読む
  • 与那国のリゾートホテル (2009年八重山紀行4)
    与那国島には、リゾートホテルがある。昨年5月にできたばかりという、ぴかぴかのホテルである。「アイランドリゾート与那国」という。普段なら、そんなところに泊まらないのだが、今回のフリープランで、与那国で選べるホテルがそこしかなかったので、泊まってみた。まあ、新しいといっても、与那国である。最果ての島である。たいしたホテルではなかろう、と思っていた。パンフレットの写真もこれである。これが驚いた。とても素... 続きを読む
  • ボンバルディア機の憂鬱 (2009年八重山紀行3)
    石垣から与那国に飛ぶ。この区間は、琉球エアコミューターである。これは、沖縄の離島便でも、とくに乗客の少ない路線を飛ばす会社だ。JTAの子会社で、JALからすれば孫会社である。いちおうJALグループだが、ワンワンワールドメンバーには入ってない。不思議な会社である。で、与那国便は、週4便運航。それはいいのだが、機材はDHC-8型機。悪名高いボンバルディア製のプロペラ機である。高知空港で胴体着陸した機材... 続きを読む
  • 石垣便の謎 (2009年八重山紀行2)
    東京から石垣島へ飛行機で行こうと計画すると、奇妙なことに気づく。行きは直行便が1日2便あるのだが、帰りはないのである。正確にいうと、1便だけあるのだが、宮古島経由なので、「直行便」とはいえない。なぜこんなことが起こるのだろう、と調べてみると、石垣空港に原因があるらしい。同空港は、1500メートルの滑走路しか持たない。着陸時はこれで問題がないのだが、離陸時に本土までの燃料を搭載すると、重すぎて150... 続きを読む
  • 八重山諸島へ (2009年八重山紀行1)
    八重山諸島も、世界遺産の候補地である。といっても、八重山諸島単独ではなく「トカラ列島以南の琉球諸島」というかなり幅広い区域で、自然遺産での指定を目指している。まだ暫定リストにも載っていないが、2003年に国内の最終候補地選考時に、「知床」「小笠原」とともに、最終3候補に残ったから、国内の優先順位ではかなり上位に入る。最近の世界遺産登録の厳格化の流れをみると、「琉球諸島」はあまりに広範囲に過ぎて、登... 続きを読む

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