• 仙山線
    仙台 - 羽前千歳 58.0km仙台から仙山線で山形に向かう。仙山線には、十数年ほど前に乗ったことがあるが、はっきりした記憶がない。たしか暑い日で、混雑していた。ボックシートの通路側になんとか座れたという思い出しか残ってない。今回はそれほど混んではいなかったが、セミクロスシート車のクロスシート部分はだいたい埋まっていた。白人の4人組が狭苦しそうに固まっている。車両はE721系という、軽快な新型車両である。窓... 続きを読む
  • 石巻線
    小牛田 - 女川 44.9km仙石線で石巻に着き、接続する石巻線に乗り換えて女川へ。キハ48の4連である。通学時間帯だからか、編成が長い。ただ、通学と逆方向なので、車内はガラガラであった。車内は改造されているが、国鉄型ボックスシートが懐かしい。沢田駅のあたりから、右手に万石浦の海が見える。いい漁場で1万石に匹敵するくらいの漁獲があったため、この名が付いたという。いまでもその漁獲があるのかは知らないが、時が止... 続きを読む
  • 「世界遺産」の真実
    佐滝剛弘(祥伝社新書)「世界遺産」の真実---過剰な期待、大いなる誤解 (祥伝社新書 185)(2009/12/01)佐滝 剛弘詳細を見る世界遺産について説明するのは難しい。登録へのプロセスや登録基準、誰が登録を決めるのか、など。これらは形式としては一応決まっているのだが、実質的な詳細ははっきりしない。そのはっきりしない中身に切り込んでいくのは結構大変だ。本書は、それに挑んだ初めての本であろう。本書は世界遺産はなぜ好ま... 続きを読む
  • 仙石線
    あおば通-石巻 50.2km仙台に一泊して早朝の仙石線に乗る。週末の朝の電車だったのでガラガラだった。車両は205系である。国鉄時代に製造が開始された系列だが、ステンレスはまだきれいで、古さを感じさせない。もともとは埼京線あたりで走っていた車両が、数年前に仙石線に回されてきた。あおば通駅からしばらくは地下を走り、陸前原ノ町からは地上を走る。地上区間は、大都市の近郊の下町という風情で良い。さらに高架に入り... 続きを読む
  • 仙台市地下鉄南北線
    泉中央-富沢 14.8km阿武隈急行からの直通列車を長町で降りる。ここで仙台市地下鉄に乗り換える。JRの長町駅はどこにでもありそうな高架駅で、地下鉄との乗り換えもスムーズである。仙台地下鉄は、北半分は乗車したことがある。東北大に進んだ友人の結婚式が、泉中央のホテルで開かれ招かれたからだ。南半分は乗ったことがないので、長町から乗る。二駅で終点富沢である。折り返し列車で、仙台駅までの乗る。往復とも、以前より... 続きを読む
  • 超軽量シュラフカバー(旅の持ち物3)
    バックパック旅行の場合は、寝袋よりもシュラフカバーのほうが便利です。シュラフカバーとは、文字通りシュラフ(寝袋)のカバーのことです。寝袋の外側にかぶせて使います。本来は、寝袋が濡れないようにするためのものです。テント内では結露して濡れることが結構あるからです。ただ、バックパック旅行では、屋外で寝ることはほとんどありませんから、本来の使い方をすることはまずありません。むしろ、屋内で寝袋代わりに使いま... 続きを読む
  • モンベルの寝袋(旅の持ち物2)
    先日テレビを見ていると、モンベル(mont-bell)の会長が出演していて、寝袋(シュラフ)を紹介していました。伸縮自在の素材で、寝袋でアグラをかけるものです。これはバックパッカーの旅行にも向いています。安宿のベッドで快適に寝ることができるからです。この寝袋は、U.L.スーパースパイラルダウンハガーという商品です。極地用から夏山用までありますが、バックパック旅行なら夏山用で十分でしょう。サイズを見ると、重さ46... 続きを読む
  • ニッポンの海外旅行
    山口誠著 (ちくま新書)ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年史 (ちくま新書)(2010/07/07)山口 誠詳細を見る戦後日本の若者の海外旅行史をまとめた本。このようなテーマの社会史は初めて読んだので、興味深かった。おおまかにいうと、戦前から戦後直後までは、海外に行くには「留学」「研修」などの「大義名分」が必要だった。60年代には、それを気にせずに、格安で世界を「歩く」旅を始めた人が少数ながら出てきた。... 続きを読む
  • NHK 天空の一本道とヤルツァンポ大峡谷
    NHKで放映された「ハイビジョン特集 天空の一本道 ~チベット 開山大運搬~ 」は、考えさせられる番組だった。番組の内容は、チベット南部の村への荷物の運搬の物語である。一帯は自動車道路がなく、馬がかろうじて歩けるだけの道しか通っていない。標高4000メートルを超える高地の断崖絶壁の道を、馬と人がキャラバンのようにしてチームを組んで進んでいくものだ。こう書くとなんてことはないのだが、映し出されたあまり... 続きを読む
  • 漂流するトルコ
    小島剛一 (旅行人)漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」(2010/09)小島 剛一詳細を見る1991年に書かれた「トルコのもう一つの顔 (中公新書)」の続編。天才的言語学者の著者が、再びトルコで言語学調査を行い、再び国外追放処分を受けるまでのストーリーである。最近の「旅行人」に掲載された原稿をベースに書き下ろしたようだ。前著以上の力作である。トルコ政府は長い間、みずからを「単一言語の国」と規定していた。... 続きを読む

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