• タイ国鉄・スンガイコーロック支線(2010年マレー半島鉄道旅行記10)
    スンガイコーロック-ハジャイ(230.46km)-バンコク(1159.04km)バンコクのタイ国鉄南本線は、途中駅ハジャイで東西に別れる。南本線はそのまま西海岸方面に進み、マレー鉄道のバタワースまで乗り入れている。いっぽうハジャイから東海岸方面に別れるのがスンガイコーロック支線である。タイ領土は東海岸のほうが南に広いので、スンガイコーロックはタイ最南端の駅となる。ここからバンコクへは、2本の直通列車が走っている。一本... 続きを読む
  • コタバル・スンガイコーロック国境(2010年マレー半島鉄道旅行記9)
    コタバルはマレー半島上陸作戦が実施された場所である。その意味で日本人にとっては歴史的な土地であり、この地からシンガポールを目指すという旅も、戦史好きにはおもしろいかもしれない。しかし僕は逆コースでシンガポールからコタバルの地に一日で着いた。とはいっても、コタバル市内に着いたのは夜遅かったし、次の早朝にはすぐに出発したので、何も見ていない。街並みからは少し殺伐とした印象を受けたが、もちろんそれは通過... 続きを読む
  • プレミアム8<紀行> 世界一番紀行「世界で一番大きい温泉~アイスランド」
    プレミアム8の世界一番紀行「世界で一番大きい温泉~アイスランド」は、駄作だった。世界で一番大きい温泉がアイルランドにあるのは、なるほど、とは思う。しかし、たかが温泉でどうやって1時間半も番組を持たせるのだろうと、見るまえから気になった。案の定、というべきか、番組冒頭の温泉紹介を無理矢理30分くらい引っ張り、あとはその温泉を利用して暮らしている家族や街の施設をダラダラと紹介していくだけだった。温泉を利... 続きを読む
  • マレー鉄道・東海岸線 その2(2010年マレー半島鉄道旅行記8)
    グマス-トゥンパ 527.7km東海岸線は、海岸に沿うような名称だが、実際に海岸沿いを走る区間はない。マレー半島南部から内陸部を縦走して東海岸に抜ける路線配置である。したがって、「海岸線」よりは俗称の「ジャングル鉄道」ほうがふさわしい。ガマスの分岐を出てから、山岳地帯に入ったり盆地を走ったりするが、車窓から見えるのはひたすら樹木ばかりである。樹木にも2種類あり、ゴム園やバナナ園のような農場もあるが、熱帯... 続きを読む
  • マレー鉄道・東海岸線 その1(2010年マレー半島鉄道旅行記7)
    グマス-トゥンパ 527.7kmマレー半島の中央部を縦断してタイ国境近くの東海岸に至る路線が東海岸線である。西海岸線の途中駅グマスから分岐し、おおよそ北東に向かっている。名称は東海岸線だが、ほとんどはマレー山岳地帯の密林を走り、海岸沿いを走る区間はない。そのため、別名は「ジャングル鉄道」と呼ばれている。地図を見ると、東海岸線は西海岸線と並んでマレー鉄道の二大幹線の一つを形成している。が、実際の運転本数は... 続きを読む
  • マレー鉄道・西海岸線 その2(2010年マレー半島鉄道旅行記6)
    バタワース-シンガポール 783.50kmマラッカ見物を終え、タンピン駅に戻ってシンガポールに向かう。タンピンからシンガポール方面の列車は1日3本しかなく、そのうちの1本は深夜に発着する夜行列車で、日中は2本だけである。午前中が11時16分発で、午後が16時16分発だ。マラッカを半日観光した後では、16時16分発まで待たねばならない。これは、昨日乗ったエクスプレス・ラキヤットである。15時頃までマラッカ市... 続きを読む
  • マラッカ世界遺産(2010年マレー半島鉄道旅行記5)
    「エキスプレス・ラキヤット」を降りてマラッカに向かう。マラッカは、14世紀から15世紀に栄えたマラッカ王国の都である。16世紀にポルトガルに占領され、その後支配者はオランダ、イギリスと変わるが、ずっとマレー半島南部の中心貿易港として栄えてきた。このあたりは、マレーシアの歴史に詳しい。マレー半島で最も栄えた歴史的都市であり、中心部の街並みは世界遺産にも指定されている。せっかくここまで来たのならば、足... 続きを読む
  • 世界で一番暑い土地はジブチなのか?
    今日のNHKプレミアム8「世界で一番暑い土地~アファール三角地帯 ジブチ~」で取り上げられたジブチという国を知っている方は余り多くはないだろう。まして、世界一暑い土地、と言われても「聞いたことないな」という感想を抱く方が多いのではないか。一般に、世界で一番暑い土地、といえば、世界最高気温を記録したイラクのバスラであろう。ところが番組ではバスラの「バ」の字も出ず、ジブチだという。よく見ていると、「年... 続きを読む
  • 古代アンデス カラル遺跡の衝撃
    ペルーの沿岸部の古代遺跡は、ここ十数年で急速に発掘が進んでいる。その結果、次々と新しい事実がわかってきている。いままでペルーの遺跡といえばインカばかりが注目されてきたが、インカはせいぜい16世紀頃の新しい文明。それに対し、沿岸部の文明は古く、たとえば地上絵でしられるナスカは紀元前2世紀から6世紀頃とされてきた。しかし、今日放映されたNHK「ハイビジョン特集 古代アンデス “第五の文明” ~ペルー・カ... 続きを読む
  • バックパックの選び方(旅の持ち物4)
    海外旅行用のバックパックの選び方は難しいものです。登山用品店にいけばさまざまな種類がありますが、どれを買っていいのか悩む、という方が多いのではないでしょうか。店員に相談しても、登山に関しては詳しいですが、海外旅行のバックパッカー向けとなるとあまり有意義な話は聞けないことが多いようです。僕は最初のバックパック旅行で、登山に利用していた60リットルザックをそのまま持っていったのですが、あまりにも大きく... 続きを読む

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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→詳しいプロフィール

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