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マチュピチュ遺跡に入場制限
2011/02/24
2月22日のAFP通信社の報道によると、ペルーのマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡で、入場制限がかけれる可能性が出てきたという。これは、ユネスコ(UNESCO)のイリナ・ボコバ(Irina Bokova)事務局長が、ペルーの世界遺産「マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡」の保護のため、観光客の入場制限を行う必要があるとの見解を示したことによる。ボコバ氏の発言趣旨は、以下のようなものだ。「マチュピチュは観光地として成功を収...
遺跡・世界遺産
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NHK「世界の名峰 グレートサミッツ」新シリーズが壮大すぎる件
2011/02/23
今日放送された「世界の名峰 グレートサミッツへの招待」は、NHKには珍しく壮大な番組宣伝だった。90分使って予告編かよ~、と最初は呆れたが、見ているうちにのめり込んだ。今日の番宣で紹介されたのは、来週から開始される「グレートサミッツ 新シリーズ」のダイジェストで、アイガーやアコンカグア、エベレストなどの番組予告である。しかし、予告とはいえ、アイガーの映像は見応えがあった。北壁に登るわけではないのだ...
紀行番組
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東北新幹線(2010冬北海道&東日本パス旅行記12)
2011/02/22
東京-新青森 674.9km(実キロ)2010年12月、八戸-新青森間が開業。東北新幹線は、1971年の着工以来、約40年の歳月をかけて、ようやく全通した。東海道新幹線や山陽新幹線が10年もかからずに完成したことを思うと、かなり遅すぎる感じはするが、とにもかくにも完成したことはめでたい。北海道&東日本パスは新幹線では使えないが、今回は新規開業区間を含めて、大宮まで新幹線で帰ることにする。津軽鉄道に乗り終...
北海道2010冬紀行
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津軽鉄道(2010冬北海道&東日本パス旅行記11)
2011/02/21
津軽五所川原-津軽中里 20.7km日本最北の私鉄が津軽鉄道である。ストーブ列車で知られた路線だが、経営は非常に厳しいようだ。2006年の輸送密度は476(人/日キロ)。江差線を見た後では多く見えるが、いつ廃止になってもおかしくない数字である。僕自身はストーブ列車には乗ったことがない。せっかく真冬に近くまで来たので、今回足を伸ばしてみる。ただし、ストーブ列車に乗るのは、意外と難しい。冬期に限り1日3往復するだ...
北海道2010冬紀行
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豪雪の開陽丸(2010冬北海道&東日本パス旅行記10)
2011/02/20
江差で行きたいところがあるとすれば、復元された開陽丸である。港に係留されていて、12月いっぱいは冬期休業に入らないので、見物できる。駅から歩いてどのくらいかかるのかは、開陽丸のホームページを見ても載っていない。というか、地図はあってもアクセスの案内は書かれていない。つまり、鉄道で来る人など想定していないのだろう。江差町のホームページを見てもよくわからない。グーグルマップを見ると2キロ程度と思われた...
北海道2010冬紀行
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江差線(2010冬北海道&東日本パス旅行記9)
2011/02/19
五稜郭 - 江差 79.9kmJR北海道から明らかにされた輸送密度資料で、もっとも衝撃的だったのが江差線だろう。2005年に報じられた同線の木古内-江差間の輸送密度はわずか64人(1日1キロあたり。以下同)、というのだ。近年はさらに悪化しており、北海道新聞(2010年9月10日)が報じたところによると、2009年度の輸送密度は、なんと49人であるという。鉄道どころか、バスでも経営が成り立つかどうかという水準である...
北海道2010冬紀行
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ローカル線団体パッケージ旅行(2010冬北海道&東日本パス旅行記8)
2011/02/18
倶知安から、再び函館本線山線に乗り、長万部へ抜ける。今度はキハ150の2両編成だった。驚いたことに、大混雑である。列車は小樽からの運転で、倶知安から乗った僕はようやく通路側の席を確保したが、立っている客も多い。倶知安-長万部間は運転本数も少ないから、青春18きっぷのシーズンは混むのかしらん? と思ってはみたが、どうも客層が妙である。中高年の夫婦が多い。が、通常こういう組み合わせはローカル列車に乗ら...
北海道2010冬紀行
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外国人都市・倶知安2010(2010冬北海道&東日本パス旅行記7)
2011/02/17
北海道の地方都市を訪れると、ほとんど例外なく、ゴーストタウンの商店街に出会い、その衰退ぶりに目を覆いたくなる。とくにひどかったのが釧路で、その様子は「釧路ゴーストタウン」に書いた。その北海道で、唯一といっていい経済が好調な町がある。倶知安だ。2006年には、地価上昇率日本一にもなった。北海道の山あいの、人口わずか1万5000人ほどの町が日本一の地価上昇率なのである。理由はよく知られているとおり、ニ...
北海道2010冬紀行
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真冬の函館本線山線1936D(2010冬北海道&東日本パス旅行記6)
2011/02/16
函館本線の山線(長万部-小樽間)は、好きな路線の一つである。単線非電化で、峠をいくつも越えて進み、風景は美しく、運が良ければ羊蹄山の偉容まで望めてしまう。「本線」の名称を名乗っているが、実際は激しいローカル線であり、そのギャップもよい。ということで、日高本線から札幌に戻り1泊した翌日、午前の列車で山線に向かった。まずは、小樽に行き、11時21分発の函館本線倶知安行き1936Dに乗る。車両は、キハ150...
北海道2010冬紀行
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真冬の襟裳岬へ(2010冬北海道&東日本パス旅行記5)
2011/02/15
様似から襟裳岬へは、JR北海道がバスを走らせている。様似から広尾まで抜ける鉄道路線計画があった名残であろう。1日4~5便だけだが、数少ない日高本線の列車との接続はよい。11時35分発のバスに乗る。乗客は数名で、様似市内でさらに数人の客を拾って市外に抜ける。国道336号線をひたすらえりもに向かう。太平洋沿いの美しい道である。えりもの市内で数人の客を降ろし、僕ともう一人の観光客だけが襟裳岬まで乗車した...
北海道2010冬紀行
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