• 大東ようかんと大東島黒糖(2011沖縄・南大東島旅行記10)
    南大東島のおみやげをあげるとすれば、羊羹(ようかん)と黒糖の二つになるだろう。まず、大東羊羹。羊羹は小豆を使ったお菓子で、ルーツは中国だ。それがなぜ南大東島の名物なのかというと、八丈島から入植してきた人たちに羊羹を家庭で作る習慣があったかららしい。それが販売されるようになって、名産になったという。おもな製造元は田仲商店、菊の井商店、お菓子のまつだ、の3つ。それぞれ製法も味も微妙に違うらしく、「これ... 続きを読む
  • 大東寿司と大東そば(2011沖縄・南大東島旅行記9)
    南大東島の「公式」名物はインガンダルマでもなければナワキリでもない。大東寿司と大東そばであろう。大東寿司は、みりん醤油の特性のタレにサワラやマグロを漬け込み、甘酢めしに乗せた握り寿司のことである。南大東島は八丈島からの移民によって拓かれた島であるため、八丈島の「島寿司」が「大東寿司」のルーツといわれている。島の寿司店で食べたのが、これ。切り身は分厚くて、寿司にしては歯ごたえがある。味は、うーん、普... 続きを読む
  • インガンダルマとナワキリ(2011沖縄・南大東島旅行記8)
    南大東島に来たら、食べずににはいられないものがある。インガンダルマである。インガンダルマとは、南大東島周辺に棲息する深海魚のムツ類を指す。その体内の油脂成分のほとんどが、人体で消化できない脂分(ワックスエステル)でできているため、食べると下痢や腹痛を起こす場合があるらしい。「3切れ以上食べると、お尻から脂がダラリと出てくる」「大量に食べると、お尻から脂がだだ漏れになり、オムツが必要」などという説ま... 続きを読む
  • 南大東島・洞窟探検記(2011沖縄・南大東島旅行記7)
    いよいよ星野洞の内部に入る。が、その前に、なぜ南大東島に巨大な鍾乳洞があるのかを説明しておく。南大東島は珊瑚礁が隆起してできた島である。珊瑚礁の主成分は炭酸カルシウムであり、堆積すると石灰岩になる。そのため、南大東島の地面はほとんどが石灰岩でできている。石灰岩は雨に溶けやすい。なぜなら、炭酸カルシウムは酸に溶けやすく、雨には微量の二酸化炭素が含まれているからだ。そのため、雨水が石灰岩の地面に染み込... 続きを読む
  • 地底世界・星野洞へ(2011沖縄・南大東島旅行記6)
    南大東島のもう一つのハイライトは、星野洞である。これは日本でも指折りの巨大な鍾乳洞として知られている。星野洞は、島の西北部にある。といっても、この島には標識があまりないし、目印もないので、車で行くと迷う。なんとかたどり着くと、受付には誰もいない。「見学したい人は電話をしてください」などと書いてある。電話機が置いてあるわけではないから、携帯電話を持ってないと、星野洞は見物できない仕組みである。電話を... 続きを読む
  • シュガートレインの廃線跡をたどる(2011沖縄・南大東島旅行記5)
    南大東島シュガートレインの線路は、もうほとんど残されていない。廃線後30年近くも経つのだから、仕方あるまい。ただし、現在でも、シュガートレインの廃線跡を島内の至る所でみることができる。まず、車両が保存されている「ふるさと文化センター」前の細い道路が、西線の廃線跡である。この廃線跡をたどっていくと、左手に機関庫跡があり、さらに歩くと現存する砂糖工場にたどり着く。砂糖工場の前が広い駐車場になっているが... 続きを読む
  • 南大東島のシュガートレイン(2011沖縄・南大東島旅行記4)
    南大東島に、大規模な軽便鉄道網があったことは、鉄道ファンの間では有名である。(写真は「南大東村立ふるさと文化センター」より)1917年に初めて敷設され、1983年に全廃された。軌間は762ミリ。目的はサトウキビの輸送である。そのため、シュガートレイン(さとうきび列車)などと呼ばれる。貨物用の軽便鉄道が敷かれていた離島は他にもあり、南大東島だけが特別なのではない。しかし、南大東島のシュガートレインの... 続きを読む
  • グレートサミッツ エルジエスはちょっと残念。
    世界の名峰 グレートサミッツ。今夜は「カッパドキアを生んだ山 トルコ・エルジエス」でした。が、これはちょっと番組としてはきつかったですね~。山に登っているシーンはラスト20分だけで、それより前の70分は、延々前振りで、近所の自然風景の紹介でした。山も、こないだのアイガーに比べると今二つか三つくらいですね。7合目くらいまではリフトや車で行けそうで、登るのは1000メートル程度。ガレ場は大変そうですが... 続きを読む
  • 「原発疎開」しない人のための防災用具
    ここまで、「原発疎開」について書きましたが、現実問題として、疎開できる人は限られているでしょう。仕事や学校の都合で、東京など首都圏にとどまらざるをえない人のほうが多いに違いありません。もちろん、僕もその一人です。旅に出ることはできますが、基本的には仕事の拠点は東京におかざるをえません。そこで、原発疎開をせずに東京にとどまるときに必要な防災用具について考えてみました。放射能や放射線から身を守るための... 続きを読む
  • 「原発疎開」する人のための基本情報
    「疎開」のキーワードで来た方が増えたので、疎開の情報をいくつか。【東京から西に疎開する必要があるか】◎原発の問題・現段階では、東京の放射線量は平常値に近い。放射線を心配する必要はない。・核爆発が起きたら、放射線量は上がると思われる。そのときに逃げようと思っても、パニックで逃げられない可能性がある。そのために、今から疎開しておくのは一つの判断。・しかし、核爆発が起きる可能性は、現段階では低い。・福島... 続きを読む

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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→詳しいプロフィール

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