鎌倉淳ブログ
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メイプルリーフMaple Leaf号乗車記4:ニューヨークへ!(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記32)
2011
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08
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31
ナイアガラ・フォールズ駅を出たメイプルリーフ号は、昨日降りたBuffalo Depew駅でシカゴからの路線に合流し、ニューヨークを目指す。地理的には、オンタリオ湖の南の平原を抜け、エリー運河の南を経て、ハドソン川の支流のモホーク川に至る。そこから先は、川沿いに走ってニューヨークに向かう。このあたりは、もうニューヨーク州なので、アメリカ東部である。目にはいるのは、廃墟の建物の多さである。たとえば、こういうの。こ...
アメリカ横断鉄道
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メイプルリーフMaple Leaf号乗車記3:車内探検(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記31)
2011
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08
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30
メイプルリーフ号の車内探検。ここが座席車(コーチ)。日本のグリーン車程度の座席幅、リクライニングがあり、座り心地はいい。ただし、冷房が強すぎて、とんでもなく寒い。ここがカフェ。メニューはこれ。たいしたものはない。ホットドックを食べてみた。レンジでチンしただけのもので、旨くはない。が、この列車には食堂車ダイニングカーがないので、こういうインスタントなものしかない。この隣にビジネスクラスがあるのだが、...
アメリカ横断鉄道
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メイプルリーフMaple Leaf号乗車記2:ナイアガラ国境越え(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記30)
2011
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08
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29
アムトラックの国際列車は少ない。アメリカとカナダは国境を接しているが、国際列車はこの区間のほかは、ニューヨーク-モントリオールと、シアトル-バンクーバーくらいしか走っていない。従って、メイプルリーフ号は、北米で鉄道による国境越えを体験できる貴重な列車なのである。カナダのナイアガラ・フォールズ駅を出たメイプルリーフ号は、駅を出るとすぐにナイアガラ川を渡る。ここが米加国境で、そそり立つ崖の上に架かる鉄...
アメリカ横断鉄道
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メイプルリーフMaple Leaf号乗車記1:ナイアガラ滝駅(2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記29)
2011
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08
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28
ナイアガラ・フォールズNiagara Falls駅は、アメリカ側とカナダ側に一つずつある。アメリカ側からはニューヨーク行きが1日3往復出ているが、カナダ側からニューヨークに行く列車は1日1往復だけである。この列車がメイプルリーフ号Maple Leafで、ニューヨークとトロントを結んでいる国際列車である。ナイアガラ滝のカナダ側からニューヨークに行く場合は、この列車を使うほかない。ナイアガラ滝の発車時刻は10時24分と使いやす...
アメリカ横断鉄道
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ナイアガラ滝Niagara Falls(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記28)
2011
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08
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27
ナイアガラ滝のトランジットターミナルから、市内までは、「ピープルムーバ―」を使う。これで、Table Rock Pointまで行く。そこからIncline Railwayというミニケーブルカーに乗って、ホテル街へ。ガイドブックにでは、Incline RailwayはPeple Moverのチケットで乗れると書いてあったが、最近変更あって、乗車不可になっていた。仕方ないので別料金を払ったが、2.5ドル(カナダドル)もする。これはちょっと困った。気楽に乗れない...
アメリカ横断鉄道
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バファローデピューBuffalo Depew駅からナイアガラ滝Niagara Fallsへの行き方(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記27)
2011
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08
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26
レイクショアリミテッドLake Shore Limited号が到着するバファローの駅は、デピューBuffalo Depew駅という。ここは町はずれの駅だ。中心街には別の駅があるのだが、シカゴ-ニューヨークの幹線からは外れるので、レイクショアリミテッド号は停まらない。このバファローBuffalo Depew駅からナイアガラの滝Niagara Fallsへ移動は、ちょっと手間がかかる。もしタクシーがいれば、それがベストである。駅から滝までは、直線距離で34キ...
アメリカ横断鉄道
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レイクショアリミテット号乗車記3:食堂車と車内設備(2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記26)
2011
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08
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25
「レイクショアリミテットLake Shore Limited号は、その名の通り、五大湖の湖岸を走る列車である。しかし、残念ながら湖岸ぎりぎりを走るのはエリー湖だけ、それも夜である。明るい時間に湖を眺めることはできない。一夜明けて、翌朝は雨だった。走っているうちに、天気が微妙に変わる。大陸の真ん中の天候というのは、日本とは違うのだろうが、天気の変わり方も違うようだ。7時に食堂車dining carに行く。メニューはカリフォルニ...
アメリカ横断鉄道
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レイクショアリミテット号乗車記2:開放型トイレ付き個室寝台(2011年 アメリカ大陸横断鉄道旅行記25)
2011
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08
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24
レイクショアリミテッド号(Lake Shore Limited)と、カリフォルニア・ゼファー号(California Zephyr)の客車は違う。後者は2階建て車だが、前者は1階建てなのだ。この1階建ての車両を「ビューライナーviewliner」という。2階建ての「スーパーライナーSuperliner」に比べると、小さく見えてしまう。今回は、一晩だけなので、ルーメットに乗車する。ルーメットは、中央の通路の左右に個室型寝台が並ぶ。ちょうど、昔の日本の旧A...
アメリカ横断鉄道
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レイクショアリミテット号乗車記1:シカゴ出発(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記24)
2011
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08
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23
シカゴからニューヨークを結ぶ列車が「レイクショアリミテッド」(Lake Shore Limited)号である。1534.4kmを、20時間05分で結ぶ。シカゴを21時30分に出発して、翌日の18時35分にニューヨークに到着するというダイヤだ。サンフランシスコ-ニューヨーク間「大陸横断鉄道」の、ルートの東側3分の1を担う。さきの「カリフォルニアゼファー号」(California Zephyr)とこの「レイクショアリミテット号」(Lake Shore Limited)を乗り...
アメリカ横断鉄道
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シカゴ高架鉄道(2011年アメリカ大陸横断鉄道旅行記23)
2011
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08
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22
もうひとつ、シカゴの名物が、高架鉄道である。シカゴ・L(Chicago 'L')とも呼ばれている。高架鉄道と書いたが、そのまま地下に乗り入れて地下鉄にもなる。つまり、都市内高速鉄道である。ちなみに、"L"は「elevated」(高架)の省略である。開業は1892年。都市の中心部に、こんな無骨な高架がある。おそらく、開業以来120年にわたって、ほぼそのままの設備なのではないか、と思う。都心部のループroopといわれる区間を一周する。こ...
アメリカ横断鉄道
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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→
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