「ままらくだベビーウェルカムプラン」は、2食付き宿泊プランです。食事は「ワイワイグリル」というレストランのビュッフェです。

指定された時間に入ってみると、すでに先客が多数。客のほとんどはファミリーで、1~2歳の乳児連れも少なくありません。この雰囲気に「ほっ」とします。
子ども連れで外食するときに何に気をつかうかと言えば、自分の息子の叫び声。赤ん坊ならみな同じと思いますが、筆者の息子も大声を出しますし、しょっちゅう泣きます。レストランで泣かれると、周囲の冷たい視線が身にしみるのです。
しかし、これだけファミリーが多いと、というか、ファミリーしかいないと、どのテーブルでも子どもがわめいています。うーん、この雰囲気いいですね。自分が子なしだった頃には想像もしなかった感覚ですが、小さな子どもが騒いでいる空間にいると、今はほっとします。
テーブルには年齢にあわせた子ども用のイスが置かれていて、エプロンやナプキン、ウェットティッシュなども用意してあります。こうした配慮もうれしいですね。
ビュッフェという体裁も、望むところ。1歳児が食べられるものは限られていますし、好き嫌いも多いので、ビュフェのように料理を選べるところが都合がいいのです。子ども向けの料理も、少しですが用意されていました。

ワイワイグリルでは、ビュフェといいながら、メインディッシュが供されます。
体裁としては「前菜」と「デザート」をビュフェで選び、その間の「メイン」はできたてを持ってきてくれる、というわけです。メインディッシュには、牛リブロースステーキをお願いしました。

大人用のビュフェの味は、まずまずといったところ。ビュフェですから、セントラルキッチンから運んできたような料理が多いのはたしかですが、そのわりには美味しいです。
ちなみに、このワイワイグリルのビュッフェを、宿泊と別で利用すると、大人 5,400円、小学生 3,700円、幼児2,500円かかります(3歳以下無料)。
食べ放題の価格として考えると安くありませんし、そのわりに、カニとか刺身とか、目立つものもありません。味はまずまずですが、飛び上がるほど美味しいわけでもないので、味にうるさい人からは、「この値段でこの内容ですか」という声も出ているようです。
たしかに、食事そのものの質はそれほど高いとはいえず、たんに食べ物=値段と考えるなら、割高なビュッフェです。
今回は2泊したので、朝夕各2回、計4回、ここのビュフェのお世話になりました。2泊目からは、正直少しうんざりしてきたので、食事付きプランは2泊が限度かな、とも思いました。
つづきます。