キドキドで、親子トランポリンをやってみた

オリンピックに出るようなスポーツ選手は、その種目を3歳頃から始めたりしているらしい。

そんな話を聞くと、もうすぐ4歳になる息子を持つ私としては、気が気でない。

オリンピックはともかくとして、息子にはスポーツに親しんでほしいし、できるだけ早く、好きなスポーツを見つけてくれればと思う。しかし、いまのところ、息子が何かのスポーツにのめり込む兆候はない。

そもそも、親が息子にスポーツを何も教えていないのだから、仕方がない。



きわめて遺憾なことに、私はスポーツマンではない。おまけに五十肩で、ろくにボールすら投げられない。膝と足首を痛めているので、球を蹴って走るのもはばかられる。

かように親がオンボロなので、息子に教えられるスポーツは、とくにない。

私が教えられることがあるとすれば、近所の山に行き、のんびりとハイキングすることとか、電車に乗りに行ってお出かけすることくらいである。

しかし、ハイキングはいろいろとハードルが高い。山は遠いし、山登りの途中で息子が歩けなくなったりしたら大変なので、もう少し自分の力で歩けるようになってからにしたい。

電車に乗ってお出かけするのは実践しているけれど、スポーツではない。電車に乗り続けてもスポーツ技能の向上は期待できない。テツになるだけである。



近所に子ども向けのスポーツ教室はある。けれど、都会では順番待ちで簡単には入れない。

それに、息子の性格からして、グループでスポーツを楽しめるか、ということに不安がある。

で、何かスポーツをさせたいのだけれど、これといったのがないなあ、と思っていたところ。

遊園地に行ったとき、トランポリンがあった。

5分200円で試したところ、息子は大いに楽しんだ。

息子的にはトランポリンは好きなようである。

そして、トランポリンはオリンピック競技である。

もちろん、そんな野望を抱いている訳ではないけれど、設備さえあれば、気軽に楽しめそうだ。チームプレイとかいらないし。

よし、トランポリン教室に通わせよう。

そう思って、妻が近所のトランポリン教室を探して電話したら、3人待ちとのこと。都会のお教室の3人待ちは、1年くらい待つ覚悟が必要であるそうだ。



そんなに待っていられないので、トランポリンのある遊戯施設に行ってみた。たまプラーザの「キドキド」である。

前置きが長くなったが、「キドキド」はボーネルンドという遊具会社が展開している屋内遊び場である。

たまプラーザ店には大型のエアトランポリン(エアトラック)が設置してある。

kidokido1.jpg

行ってみると、こちらの期待通り、息子は飛び跳ねて遊んでくれた。他の子のまねをして、トランポリン上でかけっこしたり、ジャンプしたり、倒れ込んだりしている。親が教えなくても、自分なりに楽しむ方法を見つけていた。

kidokido22.jpg

まだまだ他の子に比べるとジャンプが小さいが、続けていれば筋肉が付いてくるかもしれない……。

と思っていたら、10分も経たずに降りてしまった。

疲れるらしい。

私も一緒に乗って親子でジャンプしてみたが、普段使わない足の筋肉を使うようで、結構足に来る。

ただ、膝の負担が小さいのか、いやな疲れ方ではない。おっさんの筋力維持にも良さそうだ。

ということで、キドキドのエアトランポリン、なかなかよい!



トランポリンに飽きても、いろいろ体や頭を使って遊べる遊具がそろっているので、息子は飽きずに楽しめる。

ボールプールは、とくに息子のお気に入りだ。ボールの海に沈んだと思えば、高いところに設置されている穴に、ボールを投げ込んだりしている。

最初はまったく届かなかったのに、何度も投げているうちに、コツがつかめたのか、入るようになってきた。

投げる力も鍛えられるかもしれない!

投げる力は、いろんなスポーツで大事なので、これはこれで良さそうだ。



じつは、キドキドには、子どもが2歳になるかならないか、という頃に行ったことがある。

そのときは、トランポリンも怖がって乗れなかったし、置いてある遊具のほとんどで、ろくに遊べなかった。2年の時を経て、こんなにも遊び尽くせるようになったのか、とちょっと驚いた。

こういう遊び場は、私が子どもの頃にはなかった。子どもの頃に、こういうところに連れて行ってもらったら、きっと夢中になって遊んだと思う。そう考えると、息子がちょっとうらやましい。

「することないなあ」というような週末にはもってこいである。屋内なので、天候に左右されないのもよい。(雨の日は混みそうだけれど)

たまプラーザ駅直結の好立地で、田園都市線沿線に住んでいればアクセス良好。これからちょくちょく、行ってみようかと思う。

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