レンタカーでスバル「レヴォーグ」を借り、スキーに行きました。スタッドレスの4WD車を借りたくて探したら、「レヴォーグ」が見つかったからです。
運転してみると、このクルマは素晴らしい。何より、「レヴォーグ」にはアイサイトという運転支援システムが付いています。速度を一定に保つクルーズコントロール機能はもちろん、前走車にあわせて加減速する追従機能もあります。

速度設定はハンドルについているスイッチで変更できます。つまり、高速道路で走行車線を走っている限り、アクセルワークをしないで済むわけです。
レーン保持機能もあり、カーブではハンドルが勝手に曲がります。ハンドルに手を添えていないと、機能がオフになってしまいますので、手放し運転というわけにはいきませんが、将来の自動運転を予感させてくれました。
こうした機能のおかげで、高速道路の運転が、本当にラクでした。誤解を招く言い方かもしれませんが、運転席に座ってハンドルを握っているだけでいいのです。カーブではハンドル操作をしますが、高速道路のゆるいハンドリングくらいは本能でできますので、ほとんど疲労につながりません。
高速運転で疲れるのは、前走車を見て、後送車を確認しながら、速度を調整してアクセルワークをすることなのだと、実感した次第です。
アイサイトのおかげで、普段なら1時間に1度くらい休憩を入れるところが、2時間走っても疲れないような状態でした。子どもを乗せていたので、トイレと食事の関係で2時間弱で休憩を入れましたが、一人なら果てしなく運転できそうです。
追従式クルーズコントロールのメリットとして大きいのは、安全運転をしやすくなる、という点です。クルコンを制限速度くらいに設定して走行車線を走れば、前走車と適度な車間距離を確保して、ストレスなく先に進むので、あえて追い越しをしようと思わなくなります。
追い越しをしないで、制限速度で走っていると、安全運転になります。実際、アイサイト搭載車の事故率は低いそうです。
クルマに詳しい方なら、こうした機能は、とっくにご存じのこととは思います。しかし、ふだんカーシェアやレンタカーを使っている私には新たな発見でした。こうした高度な運転支援システムは、カーシェアやレンタカーの車両には、ほとんど付いていないからです。
今回は、車種指定で「レヴォーグ」を借りたから体験できだけで、カーシェアやレンタカーの主力車種であるコンパクトカーでは、こうした機能を味わえません。
そして、高度な運転支援システムは、使ってみればとても有用なことがわかりました。この機能を使いたいために、自分でクルマを買おうという気にすらなってしまいました。カーシェアは便利ですが、先端の安全技術を使いたいなら自車保有、ということでしょうか。
ということで、最近、クルマ探しを始めました。それについては、また書きます。