レヴォーグか、ゴルフオールトラックか。4WDワゴン車は選択肢が少ない

そうだ、今こそ、クルマを買おう。

「レヴォーグ」の運転支援システムに感動した私は、クルマの購入の検討を始めました。

これまでも取材にクルマを使っていましたが、基本的にはカーシェアでした。カーシェアは安くて手間もかからず便利ですが、運転支援機能のついているクルマはほとんどありません。最新の運転支援システムを使うには、クルマを所有するしかありません。

levorgse.jpg
スバル・レヴォーグ

調べてみると、運転支援システムは、やはりスバルのアイサイトに一日の長があるようです。なるほど、「レヴォーグ」は運転しやすかったわけです。スバルは、アイサイトを看板にしていて、多くの車種に機能が搭載されています。

最大手のトヨタには「トヨタセーフティセンス」という機能があるのですが、性能的にアイサイトには及ばない様子で、搭載車種も限られます。どうも、トヨタはこうした先進機能の搭載には慎重なようです。

理由はわかりませんが、生産台数が多いだけに、機能に不備があった場合の対応が大変でしょうから、技術が成熟するまで搭載しないのでしょうか。



私は、今度クルマを買うとすればトヨタ車、と思っていたのですが、「レヴォーグ」を運転してみて、少し考えが変わりました。50歳を迎えて、高速道路を走ることを考えたら、運転支援システムは必須です。そう考えると、追従式クルーズコントロール機能のあるクルマ以外、買う気になりません。

とくに、スキー場に行くのにはクルマが便利ですが、疲れた身体で帰路の高速道路に乗るのには不安があります。そこへ行くと、追従式クルーズコントロール機能があれば、不安も和らぎます。

つまり、こだわるべきはクルーズコントロールであって、トヨタにこだわる必要はないわけです。

スキー場に行くなら4WDが欲しいですし、十分な荷物スペースも必要です。そうなるとワゴンがいいでしょう。その点でも「レヴォーグ」の荷室の広さは魅力でした。



他のクルマも比較してみようと思ったのですが、意外なことに、ワゴン車というのは、選択肢があまりありません。最近はSUVやミニバンブームで、ワゴン車の需要が少なくなったのでしょう。

私から見ても、スライドドアのミニバンは魅力的です。しかし、あいにく自宅マンションは立体駐車場です。全高1,550mmの制限があり、ミニバンは買えません。

全高1,550mm以下の4WDワゴン車は限られます。国産車では、スバル「レヴォーグ」の他には、ホンダ「シャトル」、マツダ「アテンザワゴン」、トヨタ「カローラフィールダー」くらいしかありません。

このうち、運転支援システムが乏しくサイズも小ぶりな「カローラフィルダー」を、まず除外。「アテンザワゴン」は、マンションの立体駐車場の全幅1,800mm制限にひっかかり除外。ホンダ「シャトル」は、2WDなら高さ1,550mmに収まるのですが、4WD車はオーバーしますので、やっぱり除外です。

結局のところ、全高1,550mm、全幅1,800mmに収まる国産4WDワゴン車は、スバル「レヴォーグ」しかないのです。

輸入車も含めて探すと、400万円以下では「ゴルフ オールトラック」が見つかりました。高額なクルマも含めれば他にもあるかもしれませんが、予算には限りがあります。結局のところ、「レヴォーグ」か「ゴルフ オールトラック」の2択になってしまいます。

ワゴン車って、選択の余地が少ないのね…。

困ったことに、この2車種、どちらも燃費が悪い。そこは大きな欠点です。

golfalltrack.jpg画像:ゴルフ オールトラック

燃費にこだわるなら、ハイブリッド車です。ワゴンではありませんが、トヨタ「プリウス」という普通の選択でもいいかしら、と思います。

最新型の「プリウス」なら、運転支援機能の「トヨタセイフティセンス」が付いています。その能力がどのくらいなのか、試乗してみないとわかりませんが。

もし、トヨタの運転機能システムも悪くなければ、荷室のサイズに目をつぶって、「プリウス」でいいか、と思ってしまいました。どのみち、「レヴォーグ」でも、後部座席に子どもを座らせて、さらにスキー板を乗せるのは困難だからです。

プリウスも、それなりに荷物室は大きいので、キャンプ道具一式くらいなら乗りそうですし。

それにしても、立体駐車場の制約というのは、結構厳しいものですね。自分がクルマを買おうと検討して初めて痛感しました。

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