「高速バス限定の旅」が、面白いけれど、物足りない件

テレビ東京のバス旅と言えば、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が有名ですが、対をなす番組として「高速バス限定の旅」というシリーズがあります。

高速バスだけを乗り継いで5日間だけで日本縦断をするという企画。2019年10月20日にオンエアされた第5弾は、福岡から紋別まで2900kmに及ぶ日本縦断の旅となりました。

ルールは福岡から北海道まで行く途中に、15カ所の都市に立ち寄らなければならない、高速バス以外に乗ってはいけない(自転車除く)、というもの。「路線バスの旅」に比べるとルールは緩く、「札幌」と「大谷地」を2都市に数えるなど、おおざっぱな点も見受けられます。

実際のところ、たんに15バスターミナルを経由して5日間で九州から北海道に行くだけなら、それほど難しくはなさそうです。

とはいえ、ロケ中ずっと高速バスに乗りっぱなしで、4列シートの夜行バスで夜を明かしたり、フェリーの夜行便の2等船室で雑魚寝したりと、なかなかつらい設定が含まれています。出演は大鶴義丹、じゅんいちダビッドソン、熊切あさ美の3人。よくもまあ頑張りました。

高速バス限定の旅2019秋
画像:テレビ東京

【タイトル】「激走!福岡→北海道2900km 列島縦断 高速バス限定の旅2019秋」
【放送日時】10月20日(日)19:54~ テレビ東京系列 
【出演】大鶴義丹、じゅんいちダビッドソン、熊切あさ美


感想をいえば、演出されたバラエティ番組という印象で、面白いけれど物足りない、というところでしょうか。

もう少しルールを整備して、ゲーム性を際立たせたほうが面白いのかなあ、と思います。紙やネットで時刻表を調べるのは禁止して、夜行バスは1回だけ、高速バスでは行きづらいチェックポイントを数カ所設定してスタートとゴールを明示すれば、真剣味のある面白い番組になりそうです。

と書きましたが、そんな番組をガチでやったら、事前の撮影許可を取るのが大変そうですね。可能性のあるバス会社に全部連絡していたら、どれだけ手間がかかることか。かといって、事前許諾なしに車内でカメラを回すわけにもいかないでしょうし、当日その場で撮影許可を取るのも難しい。そう考えると、やっぱり無理かなあ。

「ローカル路線バスの旅」は地域を限定しているので事前に届けておくバス会社の範囲も限られるのだと思いますが、全国の高速バス会社となると、なかなか難しそう。

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