大戸屋の新業態「かこみ食卓」に行ってみた

私は大戸屋が大好きです。定食屋チェーンのなかで、大戸屋ほどまともな食事を出す店はないからです。値段は以前に比べれば確かに高くなりましたが、あのクオリティで1,000円前後なら、十分リーズナブルだと思っています。

旅先で名物も食べずに大戸屋に入ったことも数多くあります。急行「はまなす」に乗る前に、青森新町通り店に寄ったり。バンコクで大戸屋に行ったことすらあります。なんでバンコクまで大戸屋やねん!って自分自身に突っ込みたくなりますが、海外での日本食はいいものですよ。一人でも入りやすいし。

その大戸屋が、「ガイアの夜明け」でブラックぶりが批判されてしまいました。正確に書くと、番組サイドが批判したわけではないのですが、出てきた社長のパワハラぷりがひどく、ネットで炎上してしまったわけです。たしかに、「目が死んでる」なんて面と向かって言う人の下で働きたくないですね。



で、大戸屋は経営的にも難しい状況にあり、2019年9月期の中間決算では、上場来初の営業赤字に転落したそうです。その理由は、値上げしすぎで客離れが起きた、という意見もあるようですが、私は中嶋よしふみさんが書いた、「安すぎるから」という理由に納得します。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/11/news036.html

調理に時間がかかり、吉野家などに比べると回転率が悪いので、本当はもっと値上げしないと儲からないということです。たしかに、大戸屋は、オーダーしてから料理が出てくるまで早くて10分、遅いと20分くらいかかることがあります。

そして、メニューの数が多いので、スタッフにも熟練が求められ、在庫も増えてしまいます。その点でも、もっと単価を高くしないといけないのですが、すでに「高い」と言われているので、これ以上の値上げも難しいそうです。



そんななか、大戸屋は新業態にもチャレンジしています。その一つが「かこみ食卓」。池袋南口にあり、ランチタイムに行ってきました。

かこみ食卓

池袋駅から少し南に下った地下にあります。外観デザインからして完全に女子向けのつくりで、こざっぱりしています。ここは以前、普通の大戸屋だったところで、そのときは場末感があったのですが、「かこみ食卓」になって明るくなりました。

メニューはヘルシー志向です。平日昼は1,000円の「かこみのランチ」が基本。このときは、期間限定で850円の「スペシャルランチ」もやっていました。「スペシャルなランチ」は、かこみ食卓のメニューをちょっとずつ盛り合わせたものです。

かこみ食卓
かこみ食卓

で、これが実際に運ばれてきたスペシャルなランチ。デザートにちょい盛りのプリンまで付いています。

かこみ食卓

おかずはどれも美味しく、優しい味です。大戸屋的な工夫もこらされた調理です。

ひとつひとつのおかずは小さいですが、品数は多く、これで850円はおトクだなあ、と実際に思いました。ランチ価格は土地柄もありますが、デザートまで付いて、池袋で850円でこの内容はなかなかないですよ。

ご飯の量が超絶少なかったですが、もともと女子向けのお店のようですし、おかわりも可能なので、気になりません。

小洒落た雰囲気の店内デザインや、健康志向のメニュー、こじんまりしたボリューム感など、最近都内に増えている「sakura食堂」に似ています。「sakura食堂」も悪くないですが、「かこみ食卓」のほうがメニューが工夫されていて、「定食の大戸屋」ならではの一日の長があるように感じられました。

ランチタイムだったからか、食事が出てくるまで10分もかかりませんでした。大戸屋に比べてメニュー数が少ないですが、メニューの多さが経営を圧迫するのなら、こんなもので十分でしょうね。

ということで、池袋で定食を食べるなら、おすすめ。

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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→詳しいプロフィール

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