久しぶりの乗りつぶし紀行。2019年10月1日に新規開業したゆいレール・首里~てだこ浦西間に乗りに行きました。
ゆいレールの那覇空港~首里間が開業したのは、2003年のこと。沖縄のモノレール計画は昔からありましたが、永遠の未成線のような雰囲気もしていたので、完成したことに驚きました。
それから16年。さらに4kmを延伸するというのは、それだけ沖縄に軌道系交通機関が根付いたことを示していて、部外者ながら喜ばしいです。
最近は忙しくてなかなか時間が取れないので、JALのマイレージを使って沖縄へ日帰りで行きました。この時期、JALマイルはディスカウントマイルキャンペーンが実施されていて、JALカード割引なら、沖縄往復が11,500マイル。オフシーズンとはいえ、おトクです。
で、那覇空港駅。

ゆいレールの24時間券を購入しました。5時間後に帰るのですが。
ゆいレール名物QRコード券。

自動改札でQRコード券を使うのは初めて。「使いにくい」という人もいるようですが、どうってことなかったです。
最近のゆいレールは、混雑が問題になっています。私が乗ったのは平日の昼下がりでしたが、それでも荷物を抱えた空港客に、途中から地元客もたくさん乗ってきて、通路まで人が埋まりました。平日の昼間でこれなら、ラッシュ時は大変だろうな、と察します。
ただ、おもろまちを過ぎたあたりから空いてきて、延伸区間が始まる首里に近づくにつれガラガラになっていきました。
延伸区間は4.1kmですが、乗ってみると思ったよりも長く感じます。これだけの距離を、定時性の高いモノレールが通ったのですから、沿線住民にとっては便利になるでしょう。

真新しい軌道をたどり、終点・てだこ浦西駅に到着します。那覇空港からの所要時間は37分。結構乗りでがありました。

てだこ浦西駅前には、ロータリーと駐車場以外には何もなく、これから開発といったところでした。もともと市街化調整区域で、何もなかったからこそ、駅が作られ、交通結節点として整備されることになったわけです。

駅前にはイオンのショッピングモール「イオンスタイル浦西」が作られ、周辺にはマンション計画も多数あるそうです。これからどう変わっていくのか、楽しみです。