子供が何歳になったら映画館に連れていくかは、悩むほどのことではありませんが、少し考えどころです。映画館は暗いし、音響は大きいし、1時間くらいは座ったままだし、子どもにとってはちょっぴりハードな環境だからです。
ですので、無理に連れて行かなくてもいいとは思っていましたが、『おかあさんといっしょ』が映画になる!と聞いて、そろそろ経験させておいてもいいな、という気になり、チケットを買いました。
『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!』は、その名の通り、NHK・Eテレの『おかあさんといっしょ』を映画化したものです。「映画館デビューを応援!」と告知文にあるように、子供の初めての映画体験向けに作られた映画のようです。
花田ゆういちろう、小野あつこ、福尾誠、秋元杏月の現役メンバー4人と、小林よしひさ、上原りさ、横山だいすけの前任メンバー3人が出演。前任のうたのお姉さんの三谷たくみは、結婚、出産を経て育児中ということで、登場しませんでした。
そのほか、ゲスト?として賀来賢人も出演します。
©2020「映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!」製作委員会息子が生まれて『おかあさんといっしょ』をテレビで見始めて、もう4年くらいがたつでしょうか。その間にメンバーがすっかり入れ替わったことに、映画を見ながらある種の感慨を覚えました。
自分としては、前任メンバーのほうがしっくりきます。新メンバー4人を見ていると、世代が変わったなあ、と思ってしまいました。息子はまだ5歳なのに。
映画のストーリーは単純で、子供が歌ったり叫んだりする仕掛けの映画です。親子連れしか見ないので、子供が途中で飽きてモソモソしても気が楽です。
実際、5歳の息子は途中で飽きて落ち着きがなくなりましたが、なんとかエンドロールまでたどり着けました。最後に撮影タイムがあります。
都内の映画館だと、子連れのアフターの選択肢が乏しいので、横浜のショッピングモールのシネコンまでクルマで出かけて見ました。
こういうのは郊外がいいですね。キッズフレンドリーで、混雑することもなく、落ち着いてみられました。