千葉県は、関東近郊のローカル私鉄の宝庫。そのなかで、いすみ鉄道と小湊鐵道は「房総横断鉄道」として売り出しています。
小湊鐵道の輸送密度は1,082、いすみ鉄道は539。(2018年度鉄道統計年報より計算)。両社とも、鉄道会社として存続していくには、なかなか厳しい数字です。でも、それだからこそ、ローカル線としての魅力があります。
小湊鐵道は、地方ローカル私鉄の雰囲気を今に伝えています。

いすみ鉄道は、大多喜駅を中心に、国鉄時代のローカル線の雰囲気をよく残しています。

どちらも、首都圏近郊だからこそ、ファンの訪問が多く、生き残ってこれた側面がありそう。
田園のなかを、ゆっくり走る、素敵なローカル線です。