セーターを着なくなった話

セーター

セーターをめっきり着なくなりました。この冬も、まったく着ませんでした。

子供の頃、冬になるとシャツの上にセーターを着て、さらにジャンパーを着て、というのが定番でした。中学生や高校生の制服でも、シャツの上にセーターを着て、さらにジャケットで、コートはありませんでした。

そうした習慣が残って20代頃まではセーターをよく着たのですが、やがて着なくなりました。洗いにくいので、着る機会が少なくなっていったのだと思います。社会人はコートを着るので、ジャケットの下にセーターを着ると暑すぎる、という側面もありました。

日常的に着なくなった後も、海外のバックパッカーをしているときは、セーターを1枚、ザックに入れていました。登山時も然りです。しかし、いつからか、海外旅行にも登山にも、セーターを使わなくなりました。

理由は、フリースが登場したからです。フリースを自分が使うようになったのは1990年代後半で、当時はまだ高級品でしたが、使い勝手がよく、洗いやすいので、旅行や登山に持ち歩くようになりました。

フリースは自分にとってはセーターの代替品なので、旅行にセーターは持ち歩かなくなります。こうしてセーターは私の着衣の選択肢から、徐々に外れていきました。

それでも、若いときによく着た記憶が残っているため、「旅行や登山でまた着るかもしれない」という思いがどこかにあり、捨てるに捨てられませんでした。かくして、衣装ケースの奥底を、おそらく20年くらい、2着のセーターが占拠していました。

家の広さには限りがあるので、現役を引退したセーターをいつまでの保存しておく余裕はありません。ということで、さようならします。

ちなみに、捨てるセーターはユニクロのウール100%です。買ったのはたぶん2000年頃だと思いますが、今、ユニクロなど商品を見ると、セーターは綿混のニットが多く、ウール100%は少ないようです。今はウォッシャブルが重要なのでしょうね。

街を歩いても、セーター着用の男性を見かけることは減りました。フリースをはじめとした、軽くて機能的で洗いやすい保温着が、増えたからでしょうね。

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