
竹島水族館は、愛知県蒲郡市の水族館です。蒲郡市が所有し、社団法人指定管理をしている公営水族館。規模はきわめて小さく、「サッカーコート半分程度」とのこと。建物も古く、一時は廃館も検討されたそうです。
しかし、水族館プロデューサーの中村元の提案を入れて2011年にリニューアルした後は、人気が回復。近年はなかなかの混雑だそうです。ということで、ウォットの後に行ってみました。
飛び石連休のあいまの平日に訪れたのですが、午前10時で入館待ち。新型コロナで入館人数を制限していることもあるのですが、それにしても平日朝の入館待ちには驚きました。
30分ほど並んで入館。中に入ると、カブトガニがお出迎え。カブトガニは活発に動いています。これだけよく動くカブトガニも珍しいな、と思いながら奥へ進みます。

タカアシガニの標本。このエリアでよく取れるそうです。全国の水族館にもタカアシガニを供給しているとのこと。

南洋魚。

ウツボ。

なぜかカピバラ。

こんなところにカピバラがいなくてもいいじゃないか、と思いましたが、水族館としての特徴を出そうとしたようです。と、館長の著書「
驚愕!竹島水族館ドタバタ復活記」に書いてありました。
名物は、カニに触れるタッチプール。

餌やりのできる水槽もあります。

アシカショーはコロナでお休みでした。
かなりレトロな水族館で、基本的には小水槽や個水槽が多く、目玉となるような大水槽や水槽トンネルのような設備はありません。それでも、手作り感のある展示の工夫があって、見ていて飽きませんでした。