首都圏で潮干狩りができる場所は限られています。千葉県の富津海岸は、そのなかで最も有名な場所のひとつでしょう。「潮干狩りと言えば富津」という、勝手なブランドイメージが、筆者の頭の中にあります。

ということで、行ってみました。東京湾アクアラインが例によって渋滞しましたが、幸い自然渋滞だけで済んだので、片道1時間半程度。
潮干狩り場の手前のカインズで熊手と長靴を仕入れ、到着しました。
天気は曇りで、写真映えはしませんが、日差しがなくちょうど良いです。

思ったよりも砂浜は狭く、ようやく場所を見つけてポップアップテントを張りました。
そそくさと出陣、砂をほじくります。
もう、ざっくざっく取れます。
いやほんとに、砂を適当に掘ればアサリが出てくるという感じで、ありがたみもへったくれもないくらいです。
もちろん、どこかで畜養したものを蒔いてくださっているのだとは思いますが、こども向けには、このくらい取れたほうがいいのでしょう。
ものの15分で、小さなバケツがいっぱいになります。

息子は飽きてきたので、あとはヤドカリを見物するなどして、帰ります。
他のグループを見ていても、帰り足が速いですね。「たくさん採って、さくっと帰る」という感じでした。
砂浜でのんびりして砂を掘るというのとは、ちょっと違いました。
大人は2kg、こどもは1kgまで持ち帰れます。
帰るとき、大きな発泡スチロールなどに、海水ごと入れている人が多かったです。なるほど。
で、5kg持ち帰り、砂抜きをして翌日食べました。
うまい。
家人は調理するのが大変そうでしたが。