子どもに自然を味わってもらう方法としてキャンプがありますが、キャンプって、手がかかります。
テントやシュラフ、コッフェルや食器など、細かいものを買い集めると結構なお金になりますし、普段は使わないので、保管場所にも困ります。
筆者は昔、山登りをしていましたので、自分一人の装備なら持っているのですが、家族全員のを揃えるとなると、「買っても使うの?」というためらいがあります。
だいたい、息子がキャンプを気に入るとは限らないですし(たぶん気に入らない)、当日、セッティングして食事まで作ってとか考えると、結構気が遠くなります。
昔は山登りで野営をしていましたが、あれはメンバーで役割分担するし、基本的に経験者ばかりなので、野営そのものには、それほど手がかからないんですよね。
そういうお考えの方は少なくないようで、白馬でこういうプランを見つけました。
ホテル五龍館「初めてのキャンプ体験」プラン手ぶらでキャンプができるように一通りの装備を貸してくれて、準備もしてくれて、家族がお気に召さなかったときのために、バックアップ用のホテルまで用意してくれる、という仕組みです。
これ考えた人すごいな、と感心しながら行ってみました。
渋滞に巻き込まれながら、夕方に白馬着。白馬はやっぱり遠いです。
キャンプ場は白馬グリーンスポーツの森。
ちょっとした運動公園になっていて、その一角がキャンプゾーンです。
ホテルが用地を借りて営業をしているようで、テントがみっちり張られています。

テントは食事用と就寝用の2棟張りで、シュラフも清潔と、レンタルとしては文句のない水準です。
夕食のバーベキューセットも一通り準備してありました。

肉が多い…。
贅沢言うようですが、もう少し少なくていいので、いい肉にしてほしいかな、とも思ったり。
結局、息子は「ホテルがいい」というので、バックアップホテルに泊まりました。ホテルは「ゲートウェイホテル」というもので、ワンルームマンションを改造したような作りです。

白馬に長期滞在する人向けの格安ホテルといった感じでしょうか。
部屋が狭いので、これならテントのほうがいい、という気もしないでもありませんが、エアコンが効いているのは大きいですね…。とにかく暑い日でしたから。
とにもかくにも、息子がテント体験を少しだけできたのはよかったですし、興味の無いことが改めてわかったことも収穫と言えば収穫でしょうか。