レジャー、あるいは経験として留学を考えた場合、あまり長くいる必要はありません。どっちにしろ、数週間の語学留学で英語がしゃべれるようになる訳はないのです。
僕は2週間いましたが、正直、2週目の水曜日あたりから、疲れが溜まり、授業に出るのがしんどくなってきました。語学の授業というのは、正直言っておもしろいものではありません。ですから、疲れがたまると、もう結構苦痛になるのです。
慣れない寮に住み、慣れない授業に毎日出ていれば、身体も心も安まらず、疲れが溜まるのは仕方のないことです。しかも、学校のスケジュールは結構詰まっています。週末は、寮にいるのももったいないのでお出かけもするでしょう。そうすると、10日もすれば、かなり疲れてくるのです。
今回のコースでは、3週間という人が多かったですが、僕は2週間でもいいんじゃないかな、という気もします。疲れて、そろそろ飽きてきて、「でももう1週間くらいいたいな」というあたりで帰国する。それが、ちょうどいい気がします。
ただ、2週間ですと、途中に週末が1回しかありませんから、それが少し寂しいかもしれません。僕も、週末がもう一回あったらいいのに、と思いました。
4週間の人は、「長すぎた」とぼやいていました。語学を習得するには、もちろん長期間いればいるほどいいに決まっていますから、それが目的なら、長ければ長いほどいい、ということになります。ただ、既述しましたように、語学留学だけで語学力は解決されないので、そんなに長くいなくてもいいのではないか、とも思います。
大事なのは、勉強でなく、経験。それが語学留学だと思います。
結論としては、2~3週間が適当、ということになるのではないでしょうか。
ちなみに、だいたいどの語学学校も、申し込みは1週間単位ですが、1週間という参加者はみませんでした。また、カレッジのサマーコースは、1週間単位の申し込みができないことも多く、最初から3~4週間のパッケージになっていることが多いようです。