霧多布温泉ゆうゆ(2009新春北海道旅行・その5)

日本最東端駅に到達したら、あとは東京に帰るだけです。釧路からの飛行機が最終便しか取れなかったため、時間があります。で、広々とした湯につかりたくなり、霧多布温泉に向かいました。道東で、花咲線沿線で、公共交通機関が便利な温泉は、霧多布温泉しかないからです。
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根室から50分ほどで浜中という駅に着きます。ここが、霧多布温泉の最寄り駅です。温泉まで、バスが1日5往復半しています。
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浜中駅は、コンパクトながら清潔な駅です。昨年10月末までは友人駅だったそうですが、現在は無人化されています。大人の事情でしょうか。
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浜中駅前は、しーんとしていて、集落はあるものの、人影は見えません。潰れかけた(すいません)商店が2、3あり、郵便局だけが、妙に立派です。
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浜中町の中心部は、バスで20分ほど行った霧多布の集落にあります。霧多布は小さな半島になっていて、中央に小さな丘があります。その丘のてっぺんに温泉施設があり、バスはここが終点の「霧多布温泉ゆうゆ」です。
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ここはとにかく景色がいい!
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けれど、柵があるので、湯につかりながら景色は見れません。景色を見るには立ち上がらなければならないのですが、男湯くらいからは湯船から見られるようにしてほしいなあ。

露天風呂もありますが、露天風呂で景色を見ようとすると、立ち上がってとてもとても寒いです。はい。
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湯は少し茶色く濁っています。ナトリウム塩化物泉ですから、海岸沿いではごくありふれた泉質です。循環湯で、塩素の匂いがツンと鼻を突きますので、湯自体には特筆すべきことはありません。祝日あけの火曜日ですので、ガラガラでした。

受付には二人も20歳くらいのきれいな女性がいます。こんな若い女性をこんな田舎で見つけてくるのは大変だろうなあ、と思いましたが、あるいは、ここは霧多布では人気の仕事場なのかも知れないですね。きれいで快適ですから。
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ほかにも、お掃除のおばさんとか、なんだかよくわからないおじさんととかいて、さすが公共施設。人件費をふんだんに使って快適な環境を維持してくれていました。これで500円なら安いよなあ。けれど、ロビーや大広間は禁煙にしてくれよ、と思いました。
客が少ないから、それほど気になりませんでしたが。

ところで、ここで昼食を取ろうと思っていたのですが、食堂はありません。カフェもありません。仕方ないので、バスで浜中駅に戻ります。が、浜中駅前にも食堂など無く、すっかりおなかが減りました。

次の釧路行き列車まで時間があり、ちょうど反対行きの列車が来たので、隣の姉別まで乗ってみます。姉別も浜中と同じように、潰れかけた(あるいは潰れた)商店があり、郵便局だけが立派でした。
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姉別14時49分発の普通列車に乗り込み、釧路16時13分着。駅近くの「和商市場」でウニいくら丼を食べて、旅は終了です。

さきのブログで、「釧路駅前には夜食べるところがない」と書きましたが、この和商市場も午後6時に閉まってしまうのです。夜も開いていれば、夜もまだ何か食べるところあるのにね、と思います。

(2009年1月13日訪問)

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