世界遺産前の小笠原へ (2009年小笠原紀行1)

小笠原諸島が世界遺産になるらしい。

まだ政府の暫定リストに載っただけだが、平泉などと比べたら有力で、早ければ今年秋にも登録が決まるとか。

おめでとー。

という気にはなれないなあ。

なんでって、旅行者にとって、世界遺産になっていいことなんてひとつもないから。

観光客が激増して混雑する。現地の観光化が進む。立ち入り制限とかうるさくなる。

ということで、世界遺産になる前に行っておこう、と、このゴールデンウィークに行くことにする。

と、気楽に書いたが、小笠原諸島は遠い。中心となる父島は、東京から約1000キロの海上にある。にも関わらず、空港はない。だから船でいくしかない。

ogasa01.jpg

(地図はWikipediaより引用)

船は、東京の竹芝桟橋から父島・二見港まで、「おがさわら丸」というフェリーが出ている。これに乗るほかないのだが、25時間30分もかかる。しかも、繁忙期でも3日に1便しかない。したがって、船1泊、現地3泊、船1泊の5泊6日が最低の旅行日程になる。

竹芝出発から帰着まで125時間。そのうちの51時間が船中という計算だ。船中率はじつに40%。6日もかけて旅をしているのに、その4割が船の中なのである。なんと「時間対効果」の悪い旅だろうか。

つまり、船旅を楽しむつもりでないと、小笠原なんて行けないのだ。

では、次項から、小笠原をご紹介しましょう。

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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→詳しいプロフィール

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