カードのキャッシングは得なのか?

海外で使うお金は、どういう形で持っていくのがベストでしょうか。
ヨーロッパに行ったのを機会に、考えてみました。
(なにしろ、今回は8日間で3通貨もあったので、手数料には悩まされました)。

現地通貨の調達には、大きくわけて、以下の3つがあります。

1 現金またはトラベラーズチェックを持っていく
2 クレジットカードを使って現地でキャッシングする
3 国際キャッシュカードを使って現地で引き出す

僕はいつも1と2を併用しています。今回のヨーロッパ旅行もそうでした。
スイスフランについて、どれが得だったか検討してみましょう。

1 現金での両替。
成田空港で200フランを両替した際、18566円を要しました。つまり、100フランあたり9283円です。手数料を含めたレートは92.83円となります。

2 クレジットカードの現地キャッシング
昨日とどいた明細を見ると、スイスフランを100フラン引き出して、「貸し付け残高」が8855円、手数料が222円(返済期間51日)。計9077円となっていました。貸し付け残高はこの日の終値の中値に近いレートのようで、1フラン=88.55円とされています。手数料を含めたレートは90.77円になります。

ここまで、単純計算で、約2.3%もカードのほうが安いことになります。

両替した日は異なるので、その2日間のレートの差異があります。調べてみると、カードでキャッシングした日のほうが約1円円安でした。つまり、成田での両替日のほうが、1円もレートがよかったのに、キャッシングのほうが手数料が安い、ということになります。

総合的に勘案すると、結局、手数料はキャッシングのほうが3%以上も安い、ということになります。

これはキャッシングの話ですが、現地で商品を買うときにカードでそのまま払ったらどうでしょう?いっけん、キャッシングよりも、さらに手数料分が浮くことになるように思えます。今回のケースにに当てはめれば、これは222円ぶん、つまり2%程にあたります。

ところが、カード支払いの明細を見ると、キャッシングのレートよりも悪い、ということがわかりました。調べてみると、だいたい1.6%程度、中値より上乗せしているということです。そう考えると、キャッシングで現金化してから支払っても、カードでそのまま支払っても、大差ない、ということになります。

いままで、ちゃんと計算してこなかったのですが、ちょっと意外な結果でした。

安全面を考えると、キャッシングよりはカード支払いのほうがいいでしょう。ヨーロッパは、スーパーでもカード決済できる店が多いので、なるべくカードで払い、残りは現地でカードキャッシング、ということでよいようです。現金化したら、再両替のときにまた、手数料取られますし。

3の国際キャッシュカードについても見てみましょう。

僕はあまり使わないのですが、三井住友銀行の国際カードの説明を読むと、引き出し手数料が200円程度かかるとあります。
これだけなら悪くない条件なのですが、レートが良くないようです。中値に3%ほど上乗せされるようなことが書かれています。つまり、中値が88.55円ならば、91.2円になります。さらに手数料200円かかるので、100フランに9320円かかることになり、現金両替よりも分が悪い。

ということで、国際キャッシュカードはあほらしい。とくに少額引き出しはかなり不利ですね。(手数料200円が一定なので)。



明細をみて思ったのは、クレジットカード会社のレートが、非常に良心的であるということです。手数料の利率は年率換算で18%もあり、決して低くはないのですが、すぐに返すのであれば、問題にならない金額でしょう。

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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→詳しいプロフィール

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