海底遺跡を見たら、もう与那国に用はない。さっさと石垣島に飛び、空港からバスで離島桟橋に直行した。
離島桟橋は、八重山諸島に向かう船が発着する港である。

ここに来るのも、1989年以来である。たしか、大学2年生の夏だった思う。もう20年も経つのか~、とセンチになりながら桟橋に行くと、どーんとでっかいターミナルがあった。

こんなのは20年前になかった。聞けば2年ほど前にできたばかりだという。その前に使っていたターミナルは、どこだかよく覚えてない。せっかく「なつかしー」と言おうと思って準備してきたのだが(なんの準備だ?)、これじゃ何にも言えないのである。
新しいターミナルは、とても広い。

片隅に、石垣島ドリーム観光という会社のオフィスがある。この船が、今回のツアーでの指定会社。この会社の船ならば、乗り放題である。八重山には他に3つの船会社があるが、乗り放題をしている会社はないので、とても便利だ。
船も新しく豪華。

で、西表島へ向かいます。船で40分ほどです。

石垣島の港は大原。ここも20年ぶりである。ターミナルはやはり新しくなっていたが、港の前の雰囲気は変わらない。

学生のときは、歩いて西表島を縦走したが、いまはそんな元気はないので、レンタカーを借りる。
まずは、大原の町。遠くに信号が見えるが、これは西表島唯一のもので、子供の教育のために設置されているという。

西表島は、一周道路がない。まずは島の最南端へ。

ちょっとジャングルっぽいですね。
そして、戻って、西表島温泉に行く。これも昔はなかった。聞けば、2002年開業だという。
ここは、日本最西端で最南端の温泉である。
さっそく露天風呂に行く。ここは混浴ゾーンで、水着を着なければならない。

これが、日本最南端の温泉。

これが、日本最西端の温泉。

うおおお、オレはいま、最西端の温泉に入っているんだあ!!!
なんて感慨はありません。
ちなみに、日本最東端の温泉は知床の相泊温泉。
日本最北端の温泉は、稚内温泉で、どちらも入ったことがあります。
そのなかでも、最果て感が強かったのが、相泊かなあ。
稚内は普通の温泉施設だし、ここは人工的な温泉ホテルだしね。