門司港には、もうひとつ、鉄道好きには見逃せない施設がある。九州鉄道記念館である。

2003年にできたもので、門司港レトロ地区の目玉施設の一つ。評判がいいので、一度行ってみようとは思っていた。門司港に来ることなどめったにないので寄ってみた。
入口近くに車両展示があり、なかでも目を引いたのがこれ。

キハ07形という。この車両の現役時代に乗ったことはないが、外形も内部も戦前の雰囲気を色濃く漂わせている。

これに似た車両には、子供の頃乗ったことがある。こういう木製の車内は、いまは日本のどこに行っても乗ることはできなくなってしまったな、と思う。
あとは、583系の月光型車両があったが、内部が寝台状態になってなくて残念。これなら飾る意味はあんまりない。本館内部の展示も、通りいっぺんで、それほどたいしたものは残されてない気がした。
まあ、子供向けの展示も多かったから、きっと子連れで来るところなのでしょうね…。