恵那-明智 25.1km

豊橋鉄道に乗った後、金山を経由して中央本線に乗り、恵那に着く。ここから明知鉄道に乗る。
明知鉄道は、旧国鉄の特定地方交通線を転換、引き継いだ路線である。国鉄明知線が、1985に明知鉄道明知線となった。
田舎のローカル線だし、休日だし、まだ青春18の季節でもないし、ガラガラだろう、と舐めて行ってみたら、混んでいて席はほぼ埋まっている。そしてなんと2連だった。理由は後でわかったのだが、阪急トラピックスという会社の団体ツアーが乗っていたのである。こんなローカル線に乗るツアーがあるんだなあ、とちょっと驚いた。ローカル線というのは一人かせいぜい二人で乗るから楽しいのであって、団体で乗ってもおもしろくないだろうに、とは思った。
路線は、山の中を分け入っていく感じで、今日乗った遠州鉄道や豊橋鉄道よりは車窓の変化が豊富で楽しい。駅舎も昭和国鉄の雰囲気を残していてよい。途中駅で下車したくなるような路線であった。

終点明知では、夏祭りをしている。聞けば「祇園祭」だそうだ。なんで明知で祇園なのかは知らないが、京都とのゆかりがあるのだろう。

焼き鳥を出している店が何軒かあり、食べると美味しかった。