飯山線

豊野-越後川口 96.7km

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JRの未乗線で最長がこの飯山線。長野から千曲川に沿って新潟県に抜ける路線である。

千曲川に沿って走るという路線形態からすれば、幹線になっていてもおかしくない路線である。が、沿線にある飯山の市民が、鉄道建設に反対した歴史があり、私鉄として建設され、後に国有化された。そのため、幹線から外れている。

全線を通しで運転する列車は少ない。列車番号が変わらないのは一日に下り2本、上り1本だけである。途中の十日町で系統が分断されているためだ。そのため、長野側から乗りとおそうとすると、朝5時14分発の次は10時15分発までない。僕は早起きだが、さすがに5時14分発はきついので、10時15分発にした。15分くらいまえにホームに行ったが、2連の気動車が停まっており、結構乗客が乗っている。本数が少ないなりに客はいるらしい。

と、思ったら、客の半分以上は、途中の豊野までに降りてしまった。とくに三才駅でたくさん降りた。近くに女子大があり、その学生のようだ。ということで、飯山線の起点の豊野を出るときは、空席ができていた。

長野盆地の広々とした平地が狭くなり、やがて線路は河岸段丘に沿って走るようになる。見事な河岸段丘で、教科書の見本のような場所だ。千曲川は緑の大地を切り裂いていて流れていて、なかなか美しい路線であった。

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途中の戸狩野沢温泉で1両を切り離し、単行気動車になる。このころには、客もまばらで、観光客ばかり。途中の津南で団体客が乗ってきた。阪急交通社の「ローカル線ツアー」らしい。ツアー客が全員乗るほどの空席はなく、立ち客が溢れる盛況に。でも、お客さんはみんなつまらんそうな顔をしている。ローカル線というのは、空いているから楽しいのであって、混んでいては苦痛なだけである。団体ツアーで来て自ら混雑列車にしてしまうのだから、かわいそうだけれど自業自得と言うほかない。みなさん、十日町で降りていった。

十日町で52分停車。列車番号も変わるので別の列車になるが、車両は直通する。いまどき52分停車なんて滅多にないから楽しい。十日町の駅前は閑散としていたが、スーパーマーケットだけは繁盛していて、そこのパン屋でひるごはん。

戻って越後川口まで乗る。十日町から先は、退屈な車窓であった。

これで、長野県の鉄道は完乗である。

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かまくら・じゅん
旅人。旅行総合研究所タビリス代表。日本と世界の世界遺産、鉄道、島などを取材中。→詳しいプロフィール

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