JR東日本社長が、被災7路線の復旧を明言

昨日のエントリ「津波を受けた東北の鉄道路線は復旧するのか」で記述したJR被災路線についてですが、JR社長が復旧を明言しました。

4月5日付読売新聞が報じました。

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廃線懸念の津波被害7路線、JR東が復旧明言
読売新聞 4月5日(火)19時12分配信

 JR東日本の清野智社長は5日、震災後初めて記者会見し、津波で大きな被害を受けた路線について、「責任を持って復旧させる」と明言した。

 被災地からは、「このまま廃線になるのでは」と不安の声が上がっていた。

 同社によると、津波を受けたのは気仙沼線など7路線。被害は少なくとも1700か所に上り、23駅が流失、線路が約60キロにわたって流されるなどした。清野社長は、「街が津波の来ない所に移るという話もある。そうなると、元の場所に復旧しても需要に合わないので、県や町と検討したい」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000818-yom-soci
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社長が出てきて、被災地域に向けて復興の目標設定をする。これはすばらしいことです。

ただ、上記記事では路線経路の変更も示唆されています。もしそれが本当なら、一部区間は新線建設ということになります。膨大な時間がかかりそうで、早くても数年後になるのではないか、という気もします。

また、上記の7路線には、常磐線も含まれます。ということは、いわき-亘理間も復旧させる、ということでしょう。


……が、ここは当然、原発次第です。


と深読みしていくと、JR社長の「責任を持って復旧」の言葉を信じるとしても、全てが復旧するのはかなり先の未来になりそうな気もします。

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