陸前高田から、大船渡線に沿って気仙沼方面にクルマを走らせる。陸前高田駅から2.9キロ離れた竹駒駅でも、津波被害を受けた。

ただ、陸前高田市街のように、何メートルもの高い津波が押し寄せてきたわけではないようで、近くの民家は無事なものが多い。それなのに、瓦礫やら住居の残骸などが線路上には積み上がっている。それほど高くない潮の流れが、このあたりをおそったようだ。

待合室の中もめちゃめちゃになっている。

瓦礫のなかには、陸前高田の市街地から運ばれてきたものもあるようだ。右手遠くに見えるのが、陸前高田の市街地である。
その先、山間部に入ると、被害は少ない。
ここは上鹿折駅。

山間の小駅で、交換設備などにも被害はなさそうだ。

その先、大船渡線の古い鉄橋も、大きな被害は見られない。