博多-鹿児島中央 256.8 km(実キロ)

長崎・世界遺産候補地旅行を終えて、列車で博多に入り、一泊。翌日、朝から九州新幹線に乗る。この春に鹿児島-新八代間が開通して、全線開業になったからだ。新八代以南はすでに乗っているので、今日は博多-新八代間のみ乗車する。
博多駅から乗った列車は「つばめ337号」。ゴールデンウィーク中でもあり、「さくら」は混むかな、と思い博多発の「つばめ」にしたが、比較的空いていて十分座れた。
南博多までは、JR西日本の線路を走り、そこから先が新線である。といっても新幹線だから、景色はあんまり見えないし、とくに感動はない。気が付いたことといえば、駅が簡素なことくらいだろうか。熊本までで待避設備があるのは新鳥栖と筑後船小屋くらいで、あとは対向式ホームの2面2線。それもホームは短い。8両編成しか対応していないようである。つまり、16両「のぞみ」による東京乗り入れはハナからあきらめていることになる。
熊本駅。やや賑やか。が、これだけ立派な新幹線駅なのに、ホームが短いのが、少し違和感がある。

続いて、「さくら391号」に乗り継いで、新八代へ。混雑を心配していたが、こちらはがらがら。新幹線の将来性のほうが心配になった。
新八代駅。在来線との対面乗り換え設備は、まだ撤去されずそのままだった。


帰りは、直通の「さくら」で博多まで戻る。これだと1時間かからない。早くなったものだと、つくづく思う。今度は、鹿児島中央から新青森まで、新幹線縦断の旅をしてみたいと思う。
これで、当面の開業予定も含めて、北海道以外でのJR未乗区間はなくなった。あとは、留萌線だけである。