2泊3日の旅の果て、ようやくシカゴである。


18時30分、シカゴChicago着。定刻が14時50分なので、3時間40分の遅れである。しかし、2泊3日の行程で、この程度の遅れは想定の範囲内である。


シカゴユニオン駅Chicago Union Stationの駅舎は、1925年に建設されたものがいまも現役である。

大待合室「グレート・ホール」(Great Hall)。ここは、木製ベンチの並ぶ天井高34mのホール。映画「アンタッチャブル」でも使用された。アーチ型の高い天井が美しい。

ただ、ここは人が少なく、あまり使われている様子はない。現在は別棟がメインの駅舎になっているようで、そちらは人が多数行き来している。シカゴは、アムトラック屈指のターミナルで、長距離列車の接続も多い。
シカゴの駅前にはホテルなどはない。少し歩いた「ループ」(Roop)といわれる中心街の中級ホテルに泊まる。
シカゴ駅からループまでは数ブロックあるが、昼間なら距離的にも治安的にも問題なく歩ける。