シカゴはアメリカ中西部の最大都市。第一の見所は「摩天楼」だそうだ。
市街地を歩いていると、高層ビル街はたしかに美しい。

こういう美しい高層ビル街は、日本にはない。
さて、見所の少ないシカゴなのだけれど、シカゴ科学産業博物館Museum of Science and Industry, Chicagoがおもしろいらしいので行ってみる。
シカゴ郊外にあるので、電車に乗る。メトラMetraというシカゴ市の地域交通局の運営する郊外電車である。

55th - 56th - 57th Street Stationという駅で降りる。メトラは、車内も駅も、じゃっかん怖さを感じるが、治安上の深刻な問題はない。
科学産業博物館の建物は1893年のシカゴ万国博覧会で使われたものだ。

目玉は、本物のUボートである。第二次大戦中に拿捕されたドイツの潜水艦U-505。

流線型の高速列車パイオニア・ゼファー。

エンパイヤーステートエクスプレスに使われた機関車999。スリーナインが、こんなところにあったとは。


それと、意外に人が集まっていたのが、鉄道模型。330平米の面積がある。

シカゴを模した摩天楼街もある。

こんな巨大な鉄道模型を見たのは、生まれて初めてだ。
なかなか、鉄道好きにはお勧めの博物館である。