鴻之舞鉱山跡のシンボルが、この大煙突。元山精錬所にあったものだ。

1938年に建設されたもので、鉱山全体に湯や蒸気を供給していたボイラ設備の煙突だそうである。
建設後70年も経つというのに表面は綺麗で、外見上は大きなひび割れもない。施工がよほどしっかりしていたのだろう。
廃鉱後にはゴミ焼却施設が設置された。現在煙突の下に残されている建物は、ゴミ焼却場らしい。
少し離れたところに、変電所の建物跡がある。

鴻之舞鉱山跡では、もっとも形がよく残されている建物の一つ。

窓の形が、昭和中期のロマンあふれる時代を感じさせる。
壁がダイナミックに破壊されているのは、廃鉱時にここから設備を持ち出したのだろう。

こちらは変電所の付属設備か。